輝く40代女性に向けたファッション誌「GLOW」11月号は、本日9月28日(水)発売。カバーウーマンは、女優の吉田羊(よしだ よう)さん。丸メガネに緑色のニットという、リラックスムードただようコーディネートで表紙を飾りました。
実はメガネ好きという一面をもつ吉田羊さん。自身のホームページ「放牧日記」でも、過去にメガネ愛を語っています。今回の表紙カットにも、きっと満足しているのではないでしょうか?

さて「GLOW」11月号20ページからのカバーストーリーも「吉田 羊が着る秋色ニット♥」と題して、表紙に続きニット三昧。この秋冬に豊作だという発色が良いニットを取り入れたスタイルにも挑戦。表紙を含め、4種類のコーディネートを着こなしています。

いろいろなニットスタイルを披露してくれた吉田さんですが、この秋は女優業でもさまざまな顔を見せてくれます。

まずは10月1日(土)公開の映画「SCOOP!」(福山雅治主演)を皮切りに、8日(土)公開の「グッドモーニングショー」(中井貴一主演)、11月5日(土)公開「僕の妻と結婚してください。」(織田裕二主演)と計3本の出演映画が待機中。
さらにテレビでも、放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」など3本で活躍。

特に10月にスタートする「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」(カンテレ・フジテレビ系列火曜21時)は民放地上波ドラマでの初主演作。知らぬ間に吉田さんもプレッシャーを感じていたとインタビューで明かしています。

なんといっても主役は“座長”である。当初は、ふだんどおりに現場に入りたいと思っていたが、主演の重圧は、知らぬ間に吉田さんにも忍び寄っていた。

「撮影を始めてすぐに、マネージャーさんから『気負いすぎてない?』と言われたんです。
確かに、医療ドラマの膨大なセリフと専門用語に追われて、常に現場で台本を手にしていないと不安な状態だったことと、役柄上も(中略)、自分があまりやってこなかったアプローチをしなければという思いもあって……。
でも、そうしていると、なんとなく周囲の雰囲気に影響してしまうんですね。『羊さん、大変そうだからそっとしておこう』と。主役というだけで気を使わせてしまう状況があるんだということを、初めて知りました」

もともと「主役肌ではない」と自己認識していた吉田さん。そんな中で、ふと思い出したのはドラマ「コウノドリ」で共演した俳優・綾野剛さんが、撮影現場で共演者に声をかけながら、自身を鼓舞していた姿でした。

「(前略)私はええかっこしいのところがあって、基本、人前で恥をかきたくない。だから、主役らしい振る舞いというのは、身の丈に合っていなくて恥ずかしいという思いもありますが、そういう自分を乗り越えていくことも、もしかしたら主演の役割なのかな?と」

そう意識を変えた吉田さん。今では“主演はあくまで通過点のひとつ”と捉えるように。

「主演は誰でもが経験できるポジションではないし、そもそも自分ひとりの力でなれるものでなく、その自覚はあくまで、周りに持たせていただいたもの。
だから、人間として成長して、ひとつでもふたつでも、次の仕事にお土産を持って帰らなきゃと思うんです。台本に書いてない行間を埋めながら面白がって役を作りたいという気持ちには、ずっと変わりはありませんが、もし望みがあるとしたら、今後はそうしたことを周囲に気づかせるような共演者になっていきたい。(中略)」

たとえ仕事で重役を任されても、それは周囲あってのもの。他のスタッフへの気遣いは忘れず、他者のために働く。こういう意識は、仕事で責任あるポストを任された「GLOW」世代も参考になるはず!

他の出演作についても語ってくれているカバーストーリーは「GLOW」11月号20ページからどうぞ!

 

「ニット1枚でおしゃれは完璧!」をメイン特集としてお送りする「GLOW」11月号。
ブランドアイテム特別付録「サザビー4大付録」もセットです。

書店やコンビニでチェックしてくださいね。

 

撮影=YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉 
スタイリング=安藤眞理
ヘア&メイク=paku☆chan〈Three PEACE〉
取材・文=大谷道子

※誌面画像の無断転載はご遠慮ください

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