レモンの風味が具材の旨味をひきたてる「鶏肉とトマトのレモン蒸し」

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 秋刀魚にきのこにかぼちゃと、秋の味覚がいっぱい! 夜は涼しい日も増え、“鍋”が美味しい季節が近づきつつあります。たとえば、冬の定番料理「白菜と豚バラの重ね蒸し煮」は、重ねて煮ることで食材の旨味が鍋の中で絡み合って美味しくなります。それだけでなく、材料の下ごしらえをして、重ねて鍋にいれるだけという手軽さが嬉しいポイント。このたび、そんな料理を集めた『素材のよさを引き立て合う 重ねて煮るからおいしいレシピ』(近藤幸子/主婦と生活社)が発売されました。

 調理時間はたったの15分! なのに、じっくり時間をかけて煮込んだような味。これなら疲れて帰った日でもぱぱっと作れそうです。その上、鍋ひとつと調理道具も少なくて済むので片付けも楽ちん。

 本書は手早くおいしく作るための工夫も紹介しています。肉類を一番下にすることで火を通りやすく、上にのせた野菜などは食感を残してシャキシャキに仕上げます。肉や魚にはしっかり下味をつけて味にメリハリをつけるのがポイント。

 ここで本書から毎日忙しい人にぴったりのレシピをいくつか紹介します。

1、レモンの風味が具材の旨味をひきたてる「鶏肉とトマトのレモン蒸し」

【材料】
鶏もも肉 1枚(250g)
 ⇒4等分に切る
・しょうゆ 小さじ1
・塩 小さじ3/4
・砂糖 小さじ1/4
・にんにく(薄切り) 小さじ1/4
 ⇒鶏肉以外の材料を混ぜ合わせ、鶏肉に絡めて10分ほどおく
・ミディトマト 4個
・かぶ 2個
 ⇒根と葉に分け、根は4〜6等分のくし形切り、葉はざく切りにする
・モロッコいんげん 4本
 ⇒2等分の斜め切り
・レモンの輪切り 2枚
・白ワイン 大さじ2
・水 大さじ2

【作り方】
(1)鍋に鶏肉、トマト、かぶの根、モロッコいんげんを順に重ね入れ、レモンをのせ、白ワイン、水を加える。強めの中火にかけ、湯気があがったらふたをし、中火で8分ほど蒸し煮にする。
(2)火を止めてかぶの葉を加え、ふたをして1分ほど蒸らす。

2、フランスの伝統料理を手軽な一品にアレンジ「カスレ風の煮込み」

【材料】
鶏もも肉(骨つき、なければ手羽元で代用可) 300g
塩 小さじ3/4
 ⇒鶏肉に塩をふって10分ほどおき、出てきた水けをよくふき取る
ソーセージ 大2本
白いんげん(水煮) 100g
セロリ 1/2本
 ⇒粗みじん切り
玉ねぎ 1/2個
 ⇒粗みじん切り
にんにく 1片
 ⇒薄切り
トマト缶 1/2カップ
白ワイン 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
ローリエ 1枚
パセリの茎 適量


【作り方】
(1)鍋に材料をすべて入れて強めの中火にかけ、湯気が上がったらふたをし、中火で8分ほど蒸し煮にする。ふたを鶏、2分程煮詰める。

3、リゾットにもなる!「牡蠣、トマト、白菜のスープ煮」

【材料】(2〜3人分)
牡蠣 200g
 ⇒流水でふり洗いし、ざるに上げる
トマト 2個
 ⇒へた部分をくりぬき、浅く十字に切り込みを入れる
白菜 1/8株
 ⇒食べやすい大きさに切る
水 300ml
白ワイン 100ml
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
(1)鍋にオリーブオイル以外の材料を入れて強火にかけ、沸騰したら中火にして1分ほど煮、牡蠣を取り出してあくを取る。
(2)ふたをして中弱火で15分ほど煮る。途中でトマトの皮を取り除く。
(3)牡蠣を戻し入れてひと煮立ちさせ、器に森、オリーブオイルをたらす。


あさりと豚肉の旨味がビーフンに染みておいしい!
 手軽さが魅力の本書のレシピは「肉と野菜」「魚と野菜」「たくさんの野菜」「ご飯と麺」「おやつ」の項目に分かれ、全70レシピを収録。ぜひ試してみてください!