最近会ってない友人のことを考えていたら急に連絡がきたり、転職を考え始めた途端にいい話が転がり込んできたり――ときどきそんなラッキーな偶然に遭遇しませんか?
でもそれってまったくの偶然とも言いきれないのです。じつはそれは“シンクロニシティ”(共時性)と呼ばれる不思議な現象なのかもしれません。

偶然じゃない!? シンクロニシティの不思議

傍からみていて「この人とてもラッキーだな」という人は、たしかに存在しますよね。でもそんな人たちは、ただ運に恵まれているのではありません。偶然を超えた“なにか”がその人を後押ししているような感じがしませんか?
じつはそれこそ“シンクロニシティ”の正体かもしれないのです。一見たんなる偶然のようにみえても、そのできごとのつながりに意味を見出し、勢いにのること。それができれば、大きな成功をおさめたり、飛躍のチャンスをつかむことが実際にできます。そんなシンクロニシティを着実にキャッチした人は、実力以上の成果をあげたり、幸運の連続によって思いもよらぬ地位を手にいれたりしているのです。

科学的にも認められている

スピリチュアル系のなかには“宇宙からのメッセージ”なんて呼ぶ人もいるでしょう。その真偽はともかく、そんな“シンクロニシティ”がたしかに実在することは、科学の分野でも認められているほどです。
たとえば、なにかひとつ心を揺さぶるような体験をすると、快楽・モチベーション・向学心と関連する脳内物質の分泌が引き起こされ、新たな脳細胞の発達につながり、意識をワンランク上に引きあげるような効果をもたらすことが知られています。

シンクロニシティを最大限に引き出す方法4つ

“シンクロニシティ”をキャッチするには、自分が心の奥底から求めることを自覚し、直感をよくとぎすますことが不可欠です。そのために効果的な方法4つをご紹介しましょう。

1: 過去や未来を憂いたりせず、今現在に意識をフォーカスする

過去を後悔したり、未来を思いわずらったりしている人よりも、今現在自分ができることに集中し、楽しむ人のほうがシンクロニシティは起こりやすいといいます。
思い込みにとらわれず、人生に起こるさまざまなことに対して、心をオープンにしておくことも大切です。

2: “疑い深い自分”から解き放たれる

「私にはムリかも……」「どうせ平凡な自分だから」なんていう猜疑心はシンクロニシティの大敵! むやみやたらと深く考え込んだりしないで、自分の直感に信じて行動しているほうがシンクロニシティを引き寄せることができます。

3: 自分の身になにが起こったのか、起こっているのか、よく気をつけておく。

シンクロニシティについて、すぐに「あっ、これだ」と気づくことはなかなかありません。あとになって「そうだったんだ……!」と思い返すことのほうが多いでしょう。
もしあなたの身に起こったできごとになにか意味があるのだとしたら、おのずとわかってくるはず。ただ自分にどんなことが起こり、人生がどんなふうに展開しているのか、よく注意して意識しておくことは大切です。

4: どんな“シンクロニシティ”が自分の身に起こったか、記録をつける

シンクロニシティをよりひんぱんにキャッチしたいなら、自分が体験したシンクロニシティについて、いつ、どんなふうに、と記録をつけるのが一番。記録をつけることで自分なりにパターンが読めるようになり、シンクロニシティに対する感度も高まっていきます。
シンクロニシティに気づくのが、すぐではなくあとから……ということが多いことからも、記録をつけておくほうが思い出しやすくなります。具体的なことがらだけでなく、それが自分にとってどんな意味や感情をもたらしたか、という精神的な部分も記録しておくとより効果的です。

▽ 参考雑誌(海外雑誌):『Good Health』