車両の規制が多い日本ではなかなかブームにまで至りませんが、海外ではキャンピングカーの概念をさらに家に近づけた、移動式の「タイニーハウス」で生活を体現する人が増えてきています。

ドイツ人のフェリックス&セリマは、ベルリンでの都市生活に疲れ、アメリカを旅しようと決心。でも「スーツケースを持ち歩くなんてナンセンス」「寝る場所はいつも同じがいい」「愛犬と一緒に暮らしたい」という条件を満たすため、移動式のタイニーハウスで旅することに決めました。しかも、スクールバスをベースに、DIYで仕上げちゃったのです。

でかい、長い!これなら快適に「暮らせる」のも納得です。家×クルマ×オフィス、を実現。

大切にしていたのは
旅とクリエイティブの両立

こういったライフスタイルを実現する人は、多くが潤沢な資産を持っていたり、お金に余裕がある場合が多いもの。でも決してお金持ちとは言えない彼らがまず最初に考えたのは、この旅をしながら仕事もこなせること、でした。

フェリックスが映像作家で、セリマがミュージシャンだったことも幸いしています。彼らは、バスの生活をしながらでもクリエイティブなアウトプットができるよう、オフィス兼ホームとしてのスクールバスをつくったのです。

彼らのホーム。広々としたスペースにはリビング、ワーキングデスク、キッチン、ベッドルームと、生活に必要なスペースがひと通り揃う。愛犬のルディも満足の仕上がりだとか。

昔からこうしたライフスタイルはありました。そう、60年代のヒッピー達は、ウッドストックに向かってワーゲンバスで旅をしていました。2人はビザを手配しながら、ゆっくりとアメリカ大陸の縦断を続けているそうです。

行く先々で、セルフィーを撮る2人。きっとこのライフスタイルに変えて、関係も深まったはず。

熊に出会ったことも1度や2度じゃないそう。

フェリックス&セリマのバスツアーは、現在もFacebookやInstagramでレポートされながら続いています。すてきなバスライフを、共有してみたい人はぜひ!

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