「気が置けない人」は苦手な人?職場で誤用しがちな慣用句・ことわざ5選

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会話は、その人の知性や品格が表れるもの。仕事でもプライベートでも、知性や品格にあふれる素敵な女性と思われたいものですよね。

慣用句やことわざがサラリと使える女性って、デキる人っぽい気がしませんか? でも、いざ使ったときに、間違った使い方をしてしまったら……。デキる人どころか、恥ずかしい人認定されてしまうかも!

今回は、意外と間違った意味で捉えがちな“慣用句やことわざ”をご紹介します。

■後輩に厳しい一言? 「情けは人の為ならず」

後輩や部下が、仕事でタイヘンそうな時、優しい先輩としては、手を差し伸べてあげたいもの。

「助けてあげたいけれど、“情けは人の為ならず”だから頑張って! いざという時は、相談にのるから!」なんて言ってしまったこと、ありませんか?

情けはその人の為にならないと思い込んでいる人、大変な間違いです。本来の意味は、人の為ならず=人の為ばかりではい ということで、全く逆の意味なんです。

人に情けをかけることは、その人の為になることはもちろん、めぐりめぐって、自分に返ってくる。人に親切にすると、その親切が自分にも返ってくるという意味なんですよ。

■お子さんの写真に「まごにも衣装」!?

お子さんの写真を、スマホの待ち受けにしている人や、晴れ舞台のお子さんの写真を見た時。褒めるつもりで「さすが! まごにも衣装ですね!」なんて、言ったことはありませんか?

まご=孫で、愛する孫に素敵な衣装を着せると、より素晴らしく見えると勘違いしている人も多いかもしれませんが、まごとは馬子。

つまり、どんな人でも衣装を整えれば、立派に見えるということなのです! せっかくの褒め言葉も、けなしていることになりかねませんよ!

■できのいいお子さんは「蛙の子は蛙」!?

バレエやピアノなど、一芸に秀でている上司のお子さん。上司もデキる人だから、お子さんも……という意味で、「さすが、蛙の子は蛙ですね!」なんて、言っていませんか?

蛙の子は、ご存知の通り、おたまじゃくし。姿は違えど、成長すれば蛙になる、という意味のこの言葉。“凡人の子は凡人にしかならない”という意味なのです! ホメるどころか、失礼にあたってしまいます。

■「すくわれる」のは足or足元?

仕事で努力したのに、ライバルに卑怯なやり方ですきをつかれ、失敗してしまった。そんな経験、できることならしたくないですが、そんなとき“すくわれる”のは、足もと?

平成19年“国語に関する世論調査”では、74.1%もの人が、“足元をすくわれる”と回答したのですが、正式な使い方は“足をすくわれる”なのです!

使い方を間違えている人が多い言葉ですが、正しく使えていると、より品格が上がるかもしれませんよ。

■距離感のある人には「気が(の)置けない」?

仕事仲間や友人などでどうしても合わなく、距離感のある人がいませんか? そんな人は、あなたにとって“気が(の)置けない人”ですか?

気を置く事ができないから、気が(の)置けない人、と思いがちですが、じつは逆の意味なのです!

気を遣おうとしても、気を遣うことのない関係のことを“気が(の)置けない”人、というのです! “気が置ける人”は反対の意味で、どうしても合わない、距離感のある人を指すのです。

以上、“間違えやすい慣用句・ことわざ”についてでしたが、いかがでしたか?

会話に使うことで、自分を良く見せる効果があるのはもちろんですが、使い方次第で、相手に誤解や不快感を与えてしまう恐れもありますよ!

会話で使う前にぐっと飲み込んでおき、あとでコッソリ辞書を開いて意味を確認してみるといいかもしれません。