安全性皆無!?チャイルドシートの未承認品が流通

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国の安全基準を満たさないチャイルドシートが、インターネット上で販売されている問題がニュースでとりあげられ、話題になっています。毎日新聞の記事によると、複数種類が出回っており、いずれも正規品より極端に強度が低く、事故時の安全性はほぼ見込めないとのこと。さらに、そのチャイルドシートを使用した場合、ドライバーは道路交通法に抵触する可能性があるそうです。正規品と未承認品を見分けるポイントは?

オレンジ色の「Eマーク」がポイント! 購入時は必ず確認を

国土交通省は、チャイルドシートを購入する際に正規品(現行基準を満たした製品)を示す「Eマーク」を確認するように注意を呼びかけています。

Eマークというのは、2006年に安全性をさらに高めるため、ヨーロッパの統一規格である「ECE規則44号」が採択され、その安全基準に合格したものにつくマーク。2012年6月までは過去の規格のもの(自マークや外国のマーク)も販売できたのですが、2012年7月以降は、新基準で認可を受けたものしか販売できなくなりました。オレンジ色で、中心にE1やE43など「E+数字」が書いてあり、(数字は認可した国の番号。1はドイツ、43は日本)Eの上には、使用できる体重の範囲が表記されています。過去基準のチャイルドシートも使用できますが、新基準のものよりも安全性は劣るとのこと。

ネット販売している「軽量で安価」がウリの製品は要注意?

未承認品はネットで販売されているとのこと。見分け方はEマーク以外にも。例えば、ベルトの留め金が鉄製ではなくプラスチック製であったり、正規品についている横方向から受ける衝撃を緩和するサポート部分がない、シートの中に強化プラスチックを内蔵していない(ただの布製)、値段が極端に安い(安いものだと5000円以下)などがあげられます。

ネットショッピングでは、商品をすみからすみまで見ることはできないことがほとんど。掲載されている画像を見て、どうしてもその商品が欲しい場合は、購入前にEマークがついているか業者に確認すること。

未承認品の価格の安さには惹かれますが、一番大事なのは子どもの命。大人のシートベルトと同じ意味を持つチャイルドシートを、ないがしろにしてはいけません。子どもを守るのは他の誰でもない、ママとパパなのです。

(文・山本健太郎/考務店)