引っかかった言葉

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蝉しぐれに囲まれたプールに漂う1人の少女。「彼女と出会ったのは、1年前の夏だった。」と男性のナレーションが入ると、少女は水の中をこちらに歩き始め、じっと顔を見つめて語りかける。「養って。」と。いったい何なのか。

ふるさと納税の返礼に地元名産のウナギ

実は、鹿児島県志布志市のふるさと納税のPR動画だ。志布志市の特産はウナギで、納税への返礼品として送っている。プールにいた少女はウナギだったのだ。プールサイドで戯れる少女に、男は「僕は決めた。彼女のために、できる限りのことをしてやると。」と決意し、「その美しい人の名は、うな子」と種明かしする。21日(2016年9月)に公開されたが、きのう26日の午後に突然、削除された。

司会の小倉智昭「なんで削除したの」

山中章子アナ「賛否両論あると思うんですが、ウナギを少女に見立てたのが女性差別的だ、行政にふさわしくないといった苦情があったようです」

志布志市としては「ウナギの養殖には天然の地下水を使用している」「ビニールハウスで飼育している」といったウナギ養殖の実情を知ってほしいという意図があったようだが、「提携企業やふるさと納税寄付者の方々に迷惑がかからないように」と削除した。

小倉智昭「ウナギの養殖だから養うなんでしょ。目くじら立てることでもない」

小倉「いいと思うんだけどねえ」

ニュースデスクの笠井信輔「養って、という言葉が引っ掛かったと思いますね」

小倉「養うというのはウナギの養殖が盛んだからでしょ。そんなに目くじら立てていうことでもないと思いますけどね。さんざん考えて、お金をかけてつくったと思いますよ」

キャスターの梅津弥栄子「話題のギリギリのところを狙ったのでしょうね」

硬からず、軟らかず。市役所はつらいね。