学生の窓口編集部

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今では女性も大学を卒業すると就職し、働く人が多くなっていますね。大学を卒業すると、一社会人としてさまざまな立場を担っていくことになります。そこで、女性が社会のなかで上手く立ち回り、生きていくために大切なことについて掘り下げていきたいと思います。

1、ときには甘えることも大事

仕事をガツガツやってキャリアを積むと、だんだん自分を見る目も他人を見る目も手厳しくなります。特に仕事が大好きでそれが生きがいになると、プライベートでも仕事の視点で捉えてしまい、周囲から見ると、そのキレ味が受け付けないというケースが起きてしまいます。ときには甘えたり、素直な感情を表現したりする気持ちを忘れずに楽しく振る舞えれば、幸せを手に入れることができます。

2、デキるとデキないをうまく演出できているか

何でもデキる女性は気づかないうちに周囲へ自己否定感を与えてしまいます。なんでもデキ過ぎる人は、ときにデキない自分を演じることも必要なのかもしれません。謙虚な姿勢を見せることで関係がうまく発展するようになります。

3、自分をアゲながら、相手をアゲられるか

キャリアを積んでいく中で、周囲の同僚に対する処世術を身につけることも必要です。基本的には、相手をきちんと評価し持ち上げて、好意を持ってもらいながら、自分のアドバンテージをさりげなく理解してもらうことが、うまくステップアップするコツです。同じポジションで自分をアピールして、ライバル関係になるのは避けましょう。どうしても、同じポジションでも戦う必要がある時は、建前上は相手が自分よりも上であるような振る舞いをして、結果だけは相手を超える。これが一番無難です。

4、パートナーシップというスキルを磨いているか

自分が関わる最も根本的なコミュニティ内の人間関係が良好であれば、幸福感はかなり強くなります。そのためには、パートナーシップを磨くことが大事です。そして、常にパートナーシップを磨き続けるという意思も大切です。パートナーとのやり取りは、スキルと考える方は少なく、女性よりも男性の方がないがしろにしがちですが、お互いがパートナーシップを築くことに視点を持てる関係であれば、どんな壁も乗り越えられる強い絆が結ばれるでしょう。その絆こそ幸せの証と言えます。

5、脇役に徹して、脇役を楽しめるかどうか

SNSで過剰投稿して、自己承認欲求を満たそうとしている女性は、現実の自分が満たされていないからこそ、SNSに頼るわけです。オンナとして、自分で主役を勝ち取ることに努力することも大切ですが、脇役を徹して、脇役を楽しんで、脇役で活躍することに肯定感を覚えるセンスを磨くと、幸せの幅はぐっと広がります。とはいっても、脇役を楽しめるためには、主役で肯定感を得られたという経験が土台になることも確かです。主役と脇役のバランスをきちんと保つことが女性としてキャリアを積み上げるうえでは大事かもしれません。

最後に

以上、女性がキャリアを積み上げる時に気を付けるべき5つのことについて掘り下げてきました。キャリアとは積み上げたら積み上げたで、厄介なことも増えますから、その厄介にきちんと対処して、人生をさらに謳歌して下さい。

文・谷洋二郎
著書『爆笑ピクト-5秒で読めるおもしろ雑貨的イラスト』『アイノコトバ』『確実に稼げるLINEスタンプ 副業入門』。多くの専門家との取材を通し、自己啓発、心理学、恋愛術などの幅広い分野に精通している