やる気が出ないのは秋のせい!? 医師が勧める「体調不良を防ぐ食材」3つ

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秋分の日も過ぎ、次第に日が短くなってきています。厳しい暑さに別れを告げ、過ごしやすい季節が訪れると喜ぶのもつかの間、次は日照時間が短いとうつ病になりやすいと言われており、これからの季節はとくに要注意!

病気とまではいかなくとも、気分が沈むと仕事に支障をきたす場合もあります。なんだかやる気が出ない、体調が万全でないと感じるのは、日照時間のせいかもしれません。

そこで今回は、イシハラクリニック院長石原結實氏の著書『医者いらずの食べ物辞典』を参考に、秋特有の体調不良予防に有効な食材を3つご紹介いたします。

■1:DHAが豊富な、旬の魚

<サンマのタンパク質を構成するアミノ酸は質・量共にすぐれ、脂肪の80%を占めるEPA、 DHA、オレイン酸などが血栓を予防し、脳の働きを高めてくれます。>

これからが旬の鮭・マグロ・鰯は、日常的に摂取するとストレスの緩和になると言われているDHAが豊富に含まれています。実際に、魚の消費量が多い国ほどうつ病が少ないというデータもあり、医者も積極的に摂取を勧めているほど。

また、これらの魚にはオメガ3脂肪酸と言われる、食べ物からでないと体内で合成できない栄養素があります。うつ予防になるだけでなく、動脈硬化予防や便通を良くする効果も期待でき、身体にいいことづくしの食材なのです。

■2:血糖値の上昇が緩やかな、甜菜糖

<白砂糖はビタミン類やミネラル類が尿病や肥満、虫歯の要因になるとして忌避されがちです。>

一息つくのに甘いものは欠かせない、という働き女子も多いのではないでしょうか。毎日とまではいかなくても、調味料としても使うお砂糖は私たちの生活から欠かすことのできない糖質です。

しかし、体内の臓器は上がった血糖値を下げようと動き始め、その結果、脳が正常に機能しなくなることがあります。この状態が無気力を引き起こす原因にもなりかねません。食後に眠くなるのは、まさに脳の動きが鈍っている証拠。

つまり、血糖値を急上昇させない糖質を選ぶことがポイントなのです。

甜菜糖は、白砂糖と比べるとゆっくり消化されるため、血糖値の上昇も穏やかで、腹持ちもいいのだそう。また、ミネラルを豊富に含んでいて、砂糖なのに体を温める効果もあるので女性にとってはとくに積極的に取り入れたいお砂糖です。

■3:精神状態を安定させる、大豆製品

そもそも、セロトニンという精神状態を安定させる成分が不足するとうつ病になりやすいと言われています。ただしセロトニンを口から摂取しても脳まで届けることは難しいため、重視されているのはその材料となる食材を口にすること。

ビタミンB6やB3、亜鉛、鉄分、アミノ酸をバランスよく定期的に摂取するといいのだそうです。大豆製品にはこれらの成分が含まれているため、一度で多くの栄養素が摂取でき、うつ病予防に最適な食材です。

<納豆1パック(約100g)を食べると約1000億個の納豆菌が腸の中に入り、腸内の悪玉菌や病原菌を殺し、下痢や便秘、さらには発ガン物質の発生を抑えてくれます。>

とくに、大豆を原料とした納豆は発酵食品なので、体内でスムーズに吸収され、同時に胃腸の調子を整える効果もありおすすめです。

以上、秋の体調不良予防にいい食材を3つご紹介しましたが、いかがでしたか?

オフィスにこもりきりで運動不足という方や、ストレス発散が十分でないという方はとくに、体も心も病にかかりやすいので注意です。

“食欲の秋”は、旬の魚だけでなく野菜やきのこ類など栄養が詰まった食材が数多く出ます。今回ご紹介したものも含め、ぜひ日常に取り入れてモチベーションの高い日々を過ごしてくださいね。