メルセデス・ベンツ、ラフロード対応ステーションワゴン「Eクラス オールテレイン」を発表

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アウディの「オールロード クワトロ」、スバルの「アウトバック」、ボルボの「クロスカントリー」に続き、ついにメルセデス・ベンツもラフロード対応のステーションワゴンを発売する。新型「Eクラス ステーションワゴン」にオフロードも楽しめる装備を施した「Eクラス オールテレイン」は、前述のライバルたちと同様、ステーションワゴンとクロスオーバーを融合させた、タフで凛々しい外観のクルマに仕上がっている。
オールテレインを作るのは簡単だ。Eクラス ステーションワゴンに同社の4輪駆動システム「4MATIC」を搭載し、サスペンションをリフトアップして、フロント、リア、サイドに手を加えるだけ。これは他のメーカーが何年も前から行い、成功しているのと同じ手法だ。メルセデスの場合も特に斬新または革新的なことはやっていないのだが、買い手にとっては、競合車が増え、購入の際の選択肢が増えることは常に大歓迎だろう。

この新型モデルには、2.0リッターのディーゼル・エンジンに9速ATを組み合わせた「E220d 4MATIC」が最初に誕生する予定で、続いて6気筒モデルも登場するそうだ。我々としては、強力なV8エンジンを搭載したAMGモデルが出ることを願いたい。

オールテレインには電子制御式のエアサスペンションが装備されており、未舗装の柔らかく不安定な路面を走る際にも、スムーズで安定した乗り心地を実現する。ホイールは19インチまたは20インチから選択でき、サイドウォールの高さがあるタイヤが装着される。これにより乗り心地が向上し、地上高もわずかに上がることになる。Eクラス ステーションワゴンより29mm高い車高の内、14mmはこのタイヤによるものだ。あと15mmはサスペンションが引き上げられているためだが、エアサスペンションにより最低地上高は121mmから156mmまで可変する。

ライバル車と同様、Eクラス オールテレインのフロント、リアそしてサイドには多くの樹脂製パーツが装着されている。これらのパーツが、どの程度ボディを保護するのかは未知数だが、頑丈そうな外観になることは間違いない。そうは言っても、ほとんどの購入者にとっては、普通のEクラス ステーションワゴンでも十分に役割を果たすのではないだろうか。

インテリアは、美しく設備が充実した豪華なEクラスのもので、上質なウッドやレザーがあしらわれている。後ろ向きに設置された3列目シートも健在だ。

この新型Eクラス オールテレインは、パリモーター・ショーでデビューした後、欧州では2017年春に発売される予定。その他の地域での販売は今のところ不明だが、日本でも販売されることを期待したい。

By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー