25日、中国政府は海洋防衛の最前線として漁民を重視。大型船の建造をサポートするなどさまざまな支援を行っている。写真は潭門鎮の漁船。

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2016年9月25日、参考消息網によると、中国で漁民が南シナ海防衛の重大な力になっている。中国政府は大々的な支援を展開している。

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18日付スペイン紙エル・ムンドは「中国を守る“不屈の海軍”」を掲載した。中国南部の海南省瓊海市潭門鎮は8000人の漁民と300隻余りの漁船を擁しているが、今や中国の海洋拡張戦略の最前線に立つ存在だ。西沙諸島をめぐって中国と南ベトナムが衝突した1974年の西沙海戦でも重要な役割を果たした。85年には海上民兵中隊が設立された。

中国政府も漁民たちの役割を重視している。大型漁船の建造をサポートしているほか、南シナ海への出漁には燃料補助金も提供されている。侵略の先兵と批判されることもあるが、中国では漁民たちの行動は攻撃ではなく、あくまで“自衛行為”であると強調されている。

中国政府の支援は強化される一方だ。近年建設された海南省三亜市の新漁港には2000隻もの漁船が並んでいるが、東南アジア諸国の巡視艇を上回る3000トン級の大型船すら少なくない。(翻訳・編集/増田聡太郎)