「大人の人見知り」  これ治せる?

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執筆:Mocosuku編集部


大人になっても「人見知り」で悩んでいる人はいませんか?

「人見知り(shyness)」は、元来は子どもの発達に用いられた用語です。赤ちゃんが母親を認識し、母親と他の人とを区別するようになっていくことを指しており「成長の一過程」と理解されてきました。

しかし、人見知りの意味は変わってきています。
「大人の人見知り」というテーマで考えてみましょう。

もともと、人見知りとは?

つまり、現代の「人見知り」には、二つのニュアンスが込められているのです。ひとつは、「性格」であること。もうひとつは、「幼児性=未熟」ということです。

「大人の人見知り」って?

たとえばウィキペディアには、「少子化による核家族化や、都市部における隣人との希薄さや、ひきこもりの増大などから、若者や大人に対しても幼児化をさす表現として使われるようになってきた」「大人の場合は、内気・照れ屋・はにかみ屋・恥ずかしがり屋の言葉をあてるのが標準的であるが、現在は「人見知り」という言葉を、大人についてもよく使う」とあります。

ズバリ、大人の人見知りは、関わりをためらったり、周囲や他者への無関心や無遠慮であること。あるいは、その場を盛り立て、他の人を楽しませようとする配慮や愛想が欠落したり、表現できないことを指します。


たとえ心の中ではそうでなくても、相手にとって理解できるように、表現したり振る舞ったりできないところに、社会的未熟さがあると言えます。

気質は変えられなくても、性格は変えられる


大人しい人が活発になったり、内向的な人が外向的になるのは至難のことでしょう。

でも大人しいなりに相手に関心を寄せ、ぎこちなくても、すすんで話をする努力をする事はできます。自分のペースで、周囲や他者に興味・関心を示し、それを表現や行為にリンクしていくことが重要です。

内向的・外向的などパーソナリティの変わらない面を「気質」といい、人間関係やコミュニケーションの中での、自分の言動にたいする相手の印象を「性格:キャラクター」といいます。


気質は変えられなくても、相手に関心をもち、相手のために何かをするということの積み重ねにより「人見知り」の性格を変える事は十分可能です。

「チャンス」と「コーチング」

人見知りの改善には、具体的には以下の二つのことがポイントになるでしょう。

ひとつは、人と話をし、相手を理解する場やチャンスを周囲がつくってあげること。独力で改善は難しいからです。

もう一つは、周囲の大人が、「こうしたらいいよ!」「そんな言い方すると周囲はこう思うよ」といった、助言・指導(コーチング)をしてあげることです。

「人間関係」とは、慣れている人には当たり前でも若い人や苦手な人にとって、どう振る舞ったらよいのか解らないこともあるのことを周囲が理解し、協力する必要もあるでしょう。