アナタの分け目は大丈夫…?「部分薄毛」に繋がるNG習慣

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「なんだか分け目が目立ってきたかも」「頭頂部が薄くなってきた……」そんな薄毛にまつわるお悩みはありませんか? 特に最近は部分的に薄毛が気になるという相談を、美容師である著者も聞く機会が増えたように感じます。

薄毛については医学的な要素もありますが、普段のヘアケアも原因の一つになってしまいます。そこで今回は、部分薄毛の原因となるNG習慣を5つご紹介したいと思います。

■女性に多い薄毛のタイプ

女性に多く見られる薄毛のタイプは、下記の5つに分けられます。

(1)頭頂部の地肌が薄い

(2)分け目が薄い

(3)髪が柔らかくなり、頭全体が薄くなった

(4)出産後に顔周りが薄くなった

薄毛は遺伝することもあることは知られていますが、NG習慣を見直すだけでも防ぐことは十分に期待できます。

■薄毛に繋がってしまうNG習慣

(1)いつも同じところに分け目をつくる

分け目をいつも同じにすると、分け目の部分に負担がかかり、その部分の毛が細くなったり、切れやすくなることがあります。また、髪が細くなることで地肌が見えるなど、薄くなったと感じる原因になります。

(2)紫外線

紫外線も頭皮へのダメージとなります。特に分け目を変えない人は、紫外線のダメージをいつも同じところに受けてしまい、それが薄毛の原因になってしまうことがあります。

(3)長時間ゴムなどで髪を結ぶ

長時間、髪をヘアゴムなどでキュッと結んだり、ヘアピンでとめたりすると髪が引っ張られることによりその部分が薄毛になってしまうことがあります。

(4)髪を引っ張るクセ

無意識の内にやっている方が多いのですが、髪を引っ張るクセのある方も部分薄毛の危険性が大きくなります。また、ロングヘアの方などで髪を触るクセを持つ方も注意が必要です。

(5)爪が伸びている

一見関係のないように思えますが、爪の長い方は知らないうちに頭皮を傷つけている恐れがあります。

寝ている時に頭を引っかいていたり、シャンプーの時に頭皮を傷つけている可能性がありますので、薄毛が気になる方は長い爪は注意が必要です。

いかがでしたか? 髪の分け目を左右で変えたり、分ける場所を少し変えるだけでも頭皮へのダメージは減ります。NG習慣に気をつけながら、いつまでも美髪でいれるようケアしてみてくださいね。

【筆者概略】

小泉順一朗・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で『川田美容室』を設立。お客様が楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、HP・ブログ・LINE@などでも日々のケアなどを発信。アフターフォーローにも務めている。

【画像】

※ Nina Buday / Shutterstock