嘉義県政府提供

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(台北 26日 中央社)建築家の安藤忠雄氏は南部・嘉義県の観光地、阿里山に「山の教会」を建設することを決めた。安藤氏は24日、張花冠県長の招きを受けて建設予定地を視察。建築形式について呉芳銘副県長や県幹部職員らと意見を交換した。

山の教会が建設されるのは、台湾高速鉄道(高鉄)嘉義駅から阿里山国家森林遊楽区までを結ぶ阿里山公路(台18線)の61.5キロ地点。建築用地は長さ167メートル、幅70メートルで面積1万343.5平方メートル。

張県長と県政府の職員は今年7月28日、安藤氏を訪ねるために日本へ向かい、教会の詳細を話し合っていた。張県長はあいさつの中で、「逆境の中でいかに乗り越えるか考え、活路を見出す」という安藤氏の理念は、逆境の中で嘉義の現状を打破しようとする県政府の姿勢と合致すると言及。山の教会を通じて日台の100年来の縁を結べればと願った。さらに、教会によって世界の人々に嘉義の存在感を示せるようになるだろうと期待を示した。

安藤氏は台湾人の熱意と応援に驚いたと語る。張県長から話には聞いていたものの、実際に現地で人々の情熱に触れて非常に驚いたとし、完成に向けて全力で努力していくと誓った。

(編集:名切千絵)