糖尿病患者が後悔する「改めておくべきだった生活習慣」1位は?

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厚生労働省の資料によれば、糖尿病の患者数は年々増えているのだとか。糖尿病が強く疑われる成人男女は、なんと950万人に達すると2012年の同省の資料でも明らかにされています。

もはや人ごとではない病気です。そこで『WooRis』が全国に住む男女500人に「あなたは糖尿病ですか?」と質問し「はい」と答えた52人に対して、「今思えばもっと早く改めておけば良かった生活習慣は?」という調査を実施しました。

ランダムにチョイスした男女500人に尋ねても、10人に1人が「糖尿病だ」と答える時代。貴重なアドバイスも含まれていますので、中高年の方はぜひともチェックしてみてください。

 

■第5位:ちょっとした身体活動を面倒臭がった(15.4%)

糖尿病患者が「今思えば改めておくべきだった」と後悔する生活習慣、その第5位に選ばれた答えが「ちょっとした身体活動を面倒臭がった」でした。

『WooRis』の過去記事でも繰り返し、日々の身体活動の重要性が語られています。

<身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低い>(厚生労働省のホームページより引用)

と公的な情報にも記されています。最近は電化製品の発達もあって、家事においても体を動かす機会が減ってきているそう。十分に注意したいですね。

 

■第4位:濃い味付けを好んでいた(17.3%)

次は味付けについて。味付けが濃い食べ物は、一般的に脂質や食塩が多く使われています。

脂質は炭水化物やたんぱく質と比べて、同じ量でもカロリーが高いといわれています。炭水化物1g=4kcal、たんぱく質1g=4kcalに対して、脂質1g=9kcalです。

脂質の多い食べ物は口にすれば、カロリーを余分にとりすぎる恐れがあります。その結果、肥満の引き金にもなりかねません。肥満は糖尿病の危険因子とされています。

一方で食塩を多く使った濃い味の主菜や副菜は、ごはんが進みます。結果として炭水化物を食べ過ぎてしまう恐れがあるのです。また、糖尿病患者の場合は、食塩をとりすぎると合併症を引き起こすリスクが一気に高まるともいいます。

バランスの取れた薄味の食べ物を、腹八分目にとどめておくといった食生活が大切なのですね。

 

■同率第2位:運動不足が続いた(19.2%)

運動をすれば、血液中の糖もエネルギー源として筋肉などでどんどん利用されていきます。糖尿病の治療に運動療法があるように、運動は糖尿病予防&治療に極めて大事な役割を果たします。

しかし厚生労働省によれば、日ごろから運動習慣のある人は男性で33.8%、女性で27.2%にとどまっているのだとか。

ひざや関節が悪い、心臓や肝臓に病気があるなど、何か運動ができない特別な事情がある人は無理するべきではありません。ですが運動不足に関して、糖尿病患者の多くが後悔していると分かりました。

 

■同率第2位:ストレスの高い生活を続けていた(19.2%)

同率の第2位はストレスについて。女性の医学事典『ウィメンズ・メディカ』でも、ストレスの高い状態が続くと、血糖値を上げるホルモンが出てしまうと警鐘が鳴らされています。

その他の研究でも、ストレスと糖尿病の関係は次々に明らかにされています。

例えばカナダの臨床評価科学研究所などの研究者が行った調査では、仕事の自由度が低い女性ほど(ストレスを感じやすい状況にある人ほど)、そうでない女性と比べて2倍も(2型)糖尿病になるリスクが高いと明らかになっています。

 

■第1位:脂っこい料理を好んで食べていた(28.8%)

そして注目の第1位は、食事についてでした。先ほどの濃い味付けと重なる部分がありますが、脂っこい食べ物も要注意なのですね。

厚生労働省によれば、日本人の糖尿病リスクを高める要因として、(1)加齢(2)家族歴(3)肥満が挙げられています。脂っこい食べ物はカロリーが高い傾向にありますので、好んで食べると肥満の引き金になります……。

先ほどの『ウィメンズ・メディカ』にも、日本人の糖尿病患者が増えた理由として、食生活の変化で頻繁に口にするようになった脂分の多い料理が挙げられています。

 

以上、実際の糖尿病患者が「今思えば改めておくべきだった」と後悔する生活習慣をまとめましたが、いかがでしたか?

ちなみに6位は「スナック菓子などを大量に食べた」(13.5%)、7位は「外食中心の食事だった」(11.5%)がランクインしています。食事と運動、この2つには十分に注意したいですね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

※ 糖尿病 - 厚生労働省

※ 身体活動・運動 - 厚生労働省

※ 平成25年国民健康・栄養調査結果の概要 - 厚生労働省

※ Work environment may put women at risk of diabetes: ICES study - Data Discovery Better Health

※ 井口登美子(2003)『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)