防衛省の統合幕僚監部は9月25日、中国空軍の爆撃機や情報収集機、そして戦闘機と推定される複数の航空機が沖縄本島と宮古島間の上空を通過したと発表しました。発表によれば、航空自衛隊は戦闘機などをスクランブル(緊急発進)させて対応したとのことです。
 
今回沖縄本島〜宮古島間を通過したのは、H-6爆撃機(上画像参照)が4機、TU-154情報収集機が1機、Y-8情報収集機が1機、戦闘機(推定)が2機です。下画像の行動概要のように領空侵犯はありませんでしたが、この空域を戦闘機が通過するのは初めてとなります。また、通過した戦闘機はSu-30(スホーイ30)だとする報道もあります。
 

 
今回飛来した軍用機のうち、H-6(H-6K)は旧ソ連のツポレフ設計局が開発した戦略爆撃機「Tu-16」を中国の西安飛機工業公司が生産したものです。長大な飛行距離と大きな積載量を誇り、H-6Kは巡航ミサイル搭載型となっています。またSu-30はロシアのスホーイ設計局が製造する複座戦闘機で、優れた運動性能を持つ第4.5世代ジェット戦闘機です。
 
また以下の画像は旧ソ連のツポレフ設計局による情報収集機「Tu-154」と、中国の西安飛機工業公司による情報収集機「Y-8」です。なお、中国空軍の軍用機が宮古海峡を通過したのは今年4月以来となります。
 

 
Image Credit: 統合幕僚監部
■中国機の東シナ海における飛行について
http://www.mod.go.jp/js/Press/press2016/press_pdf/p20160925_01.pdf?utm_source=rss&utm_medium=rss