先日発表されたFIFAランキングで、アジアにおける日本との順位差が縮まった中国。ランキングはあくまでも目安であり、単に日本が順位を落としただけではあるが、中国サポーターは大いに喜んだようだ。クラブチームでは、豊富な財力で大型補強を繰り返す中国クラブが日本のクラブを上回る成績を残しつつある。(イメージ写真提供:123RF)

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 先日発表されたFIFAランキングで、アジアにおける日本との順位差が縮まった中国。ランキングはあくまでも目安であり、単に日本が順位を落としただけではあるが、中国サポーターは大いに喜んだようだ。クラブチームでは、豊富な財力で大型補強を繰り返す中国クラブが日本のクラブを上回る成績を残しつつある。

 中国メディア・東方網は24日、「中国スーパーリーグのクラブの体制は、日本に及ばない」とする記事を掲載した。記事は、昨年まで川崎フロンターレに所属し、現在広州富力に在籍するレナト・リベイロ・カリスト選手が先日、ブラジル国内向けに中国サッカーリーグ情報を伝えるサイト「China Brasil Futebol」の取材を受けたさい、中国と日本のリーグの違いなどについて語ったと伝えた。

 まず、両国のリーグにおけるプレーの違いについてレナト選手が「中国の方がより激しく、強い。日本のように技術にこだわらない。ただ、この点については進歩もしている」と説明したことを紹介。さらに、中国のクラブは体制面で日本より遅れていると指摘する一方で「進歩は続けている。3、4年後にはクラブの理念、管理などの面において今とは変わるだろう。それまでに、多くの細かい部分の調整が必要だ」と語ったとしている。

 中国のクラブによる外国の一流選手獲得の動きはしばしば「爆買い」と揶揄(やゆ)されるが、こういった選手をどんどん獲得していくことにより「本場仕込み」の文化が培われ、クラブ組織として成長、成熟していくことだろう。そして、中国のスーパーリーグ全体の成長へとつながっていくはずだ。あとは、中国人選手が刺激を受けて中国代表のレベルが上がるかどうかである。中国のサッカーファンたちは、その日を待ち望んでいるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)