『「ガラスの仮面」日めくり まいにち、月影先生!』(美内すずえ/白泉社)

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 平凡な少女が、芝居という世界で天賦の才能を開花させていく物語『ガラスの仮面』(白泉社)。同作が連載40周年を迎えたことを記念し、日めくりカレンダー「『ガラスの仮面』日めくり まいにち、月影先生!」が2016年9月16日(金)に発売された。

 物語で圧倒的な存在感と印象的なセリフを残し、多くのファンをおののかせたキャラクター・月影千草をメインに据えたカレンダーに、ファンからは「ぬぉーう! これはスゴイ!! 毎日白眼になりそうwww」「おそろしいカレンダー! 月影先生に叱咤激励されてる気分!」と大反響が上がっている。

 『ガラスの仮面』は1976年より『花とゆめ』にて連載をスタートし、現在も続いている美内すずえの作品。貧しい家に育った少女・北島マヤが、事故によって舞台を降りた大女優・月影千草と出会うことから物語が始まる。ごく普通の少女に見えるマヤだったが、一度目にした芝居や映画の内容を完璧に記憶し、まるでその役が憑依したような迫真の演技をするという類まれな才能を秘めていた。マヤの才能に気付いた月影は、自身が上演権を持つ「紅天女」を演じられる女優に育てようと指導するのだが――。

 まるでスポ根漫画のような激しい特訓、そしてマヤの恐るべき才能の開花が描かれた同作には「一度読み始めると止まらない面白さ! とにかく熱い!」「ライバルたちとマヤが演技で競うさまは手に汗握る!」「紅天女上演というゴールに向かいつつ、色々な舞台で天才的な芝居を見せつけるマヤにゾクゾクする!」「色々な漫画で“天才”の姿は描かれているけど、マヤのカリスマ性はずば抜けていると思う」「なんでこんなにずっと面白いの!?」といった声が上がり、日本中にファンを生み出している。

 同作は累計発行部数5,000万部を突破する大ベストセラーとなり、現在もファンを増やし続けている。1984年、2005年にはテレビアニメが、1997年には安達祐実を主演に迎えテレビドラマも制作された。さらに幾度も舞台化され、様々なジャンルでファンを楽しませている。

 そんな同作の魅力は、物語もさることながら、独特の個性を持つキャラクター達にある。天才的な才能を発揮するマヤの人気は勿論、マヤが舞台に立つたびにバラを匿名で送る“あしながおじさん”的な存在の「速水真澄」のファンも多い。いつも遠くからマヤを見守り、ひそかに心を寄せている速水の姿に「マヤと速水の淡い恋愛模様にキュンキュン!」「真澄さまカッコいい! マヤが肺炎を起こしかけた時、口移しで薬を飲ませて…キャアアア! 素敵!」と骨抜きにされている人も少なくないようだ。

 またマヤの永遠のライバルである姫川亜弓は、映画監督の父親と大女優の母親のもとに生まれたセレブお嬢様。美しく、勉強もでき、演技もうまいという隙のない超人なのだが、芝居に対する努力も惜しまない。そんな亜弓には「負けず嫌いでちょっと性格に難のある亜弓は最高のライバル! 彼女がいるから話が面白くなる」「美人なのに恋愛のことがよくわからないという設定がツボ!」「ザ・お嬢様なのに泥臭い根性が素晴らしい」といった声が。

 そして同作で圧倒的な存在感を放つのが月影だ。自分の後継者を探しつつ、“劇団つきかげ”を主催し、役者の育成に力を入れている。読者からは「威圧感というか、オーラが半端ない」「マヤの才能を見出した月影先生はやはり天才女優だったんだと思う」といった声が上がり、支持者はかなり多いようす。また「見た目のインパクトもすごいけど、月影先生の言葉がすごいガツンと来る」と、月影の発する言葉に感銘を受ける人もいるようだ。

 今回発売された「『ガラスの仮面』日めくり まいにち、月影先生!」は、そんな月影のセリフとコメント、セリフを言った場面の解説と、購入者へのメッセージがイラストとともにカレンダーにあしらわれている。収録されているのは、誰もが一度は聞いたことがあるだろう「おそろしい子!」のほか、「甘ったれないで! 人間はいつだってひとりよ!」「どんなに影が濃くても光がなければ影はできないのですよ…」といった一度聞いたら忘れることのできないセリフばかり。

 購入したファンからは「腹にズシンと来るお言葉ばかり! これはめくるのが楽しくなりそう!」「あまりの読みごたえにずっと先の方まで見てしまった(笑)」「言葉もすごいが月影先生のドアップや立ち姿が迫力満点!」「朝イチでこれめくったら一発で目が覚めそう!」「含蓄あるお言葉と叱咤激励の連続…おそろしい月影先生!」と絶賛の声が上がっている。

 原作を読みつつ毎日カレンダーをめくれば、月影先生の愛のムチをより深く楽しめることだろう。