知っているようで知らない冠婚葬祭の細かいマナー。だがマナーや礼儀は時代とともにシンプルになりつつある。慶弔の金封についてもそう。この『メッセージ付き内袋 お返しご辞退内袋』は、礼を欠かさずお返しを辞退する旨があらかじめ印刷された内袋だ。

■新しい発想から生まれた内袋は、シンプルで気軽なお付き合いに最適!

 

お祝い返しをしない「片祝い」は縁起が悪いとか、香典返しは受け取ることが正しいなど、マナーについて調べると諸説ある。ただ「お返しを辞退したい」という気持ちも「余計な気遣いをさせたくない」という配慮からなのでマナー違反とはいえない。「画期的なアイデア&上質なデザイン」がモットーの読書グッズメーカー・ジェコル株式会社。同社の『メッセージ付き内袋 お返しご辞退内袋(3種類・1袋 2枚入り・税込248円・発売中)は、相手方に礼を尽くしつつ「お返し不要」の意をきちんと伝えるというアプローチから誕生したアイテムだ。

種類は、全印字(紅白色)・名書き(向日葵(ひまわり)色)・罫線のみ(浅葱(あさぎ)色)の3タイプ。3タイプとも慶事に使用でき、罫線のみタイプは弔事にも使える。

素材は白羊という日本製の高級和紙。親しい相手へはもちろん、気が張る方へ贈っても恥ずかしくないほど高品質だ。

【全印字タイプ(紅白色 OG-05-RD)】
結婚、出産など慶事全般用の内袋。印刷されているメッセージ内容がフォーマル、フォントが手書き風の楷書体、フチの赤いラインが細めで上品など、贈る相手を選ばない一番使い勝手のいいタイプといえる。

【名書きタイプ(向日葵色 OG-06-YL)】
こちらも慶事全般用だが、向日葵色のドットがかわいらしい比較的カジュアルなデザイン。メッセージ内容やフォントも堅苦しくないので、お友達の出産など気軽なお祝いに適している。

【罫線のみタイプ(浅葱色 OG-07-BL)】
こちらは慶・弔どちらにも使えるタイプ。落ち着いた色合いの浅葱色は、薄い葱(ねぎ)の葉のような色、薄い藍色。新撰組のだんだら模様の羽織の色として知られ、日本の伝統色で最も人気の色とされる。メッセージの印刷はなく、自筆で書ける。自筆メッセージなら「味気ない」と思われがちな印刷の文字とは違い、気持ちがより伝わりやすいだろう。

「メッセージをしっかり伝える」という点では、付属のシール(「内袋の中にメッセージがございます」)があるので間違いない。これを外袋に貼付すれば、確実にメッセージを伝えられそうだ。

気になるのは「出し入れしにくい」点だ。透明のフィルム状の袋(OPP袋)と内袋のサイズがピッタリ過ぎる。OPP袋に同じ内袋が2枚重ねて入っているので、1枚だけ使うにしても2枚とも出さなくてはならない。そして使わなかった1枚を入れ戻すのがスムーズにいかない。へんなシワや折り目が付いてしまいそうだ。

OPP袋に書いてある「使い方」の字が、内袋が入っている状態じゃないと見えにくい。覚えてしまえば気にならないかもしれないが、マナーに精通している人でも確認のため読みたい場合もありそうなので、今後の改善を期待したい。

マナーというと堅苦しくて苦手意識を持つ人も多いだろう。しかし形式ばったマナーより大切なのは、ともに喜び、ともに悲しむという相手を想う気持ちだ。時代とともに変化するマナーに合わせた新スタイルの内袋『メッセージ付き内袋 お返しご辞退内袋』は、そんな思いやりから生まれたアイテム。もっと気軽に使って円滑なおつきあいを心がけたいものだ。ジェコル オンラインショップなどで購入可能。