ピュー・リサーチ・センターが13日に発表した日本、中国、インド、オーストラリアの4カ国間における好感度調査によれば、調査対象となった日本人の25%が中国人を「modern(現代的である)」と評価、対照的に調査対象となった中国人の50%が日本人を「modern」と評価した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ピュー・リサーチ・センターが13日に発表した日本、中国、インド、オーストラリアの4カ国間における好感度調査によれば、調査対象となった日本人の25%が中国人を「modern(現代的である)」と評価、対照的に調査対象となった中国人の50%が日本人を「modern」と評価した。

 しかし日本人の多くが依然としてフィーチャーフォンまたはガラケーと呼ばれるスマートフォン以前の携帯電話を使用しているという事実は、日本人を現代的と評価する中国人にとって理解しがたい現象と言えるかもしれない。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本におけるフィーチャーフォン人気の理由について考察している。

 記事は、日本で今でもフィーチャーフォンが人気である理由として、画面がスマートフォンよりも小さくプライバシー保護に有利であること、フィーチャーフォンの機能で十分ニーズが満たされること、折りたたみ可能なフィーチャーフォンは気軽にポケットに収納できること、ボタンを使った入力方式が日本語にマッチしていることやキーボードの実体感覚が好まれることなどを指摘した。

 さらに、折りたたみ式のフィーチャーフォンを閉じる時に生じる音やその動作が日本人にとっては「とてもかっこよく」感じられるのではないかと考察。また、フィーチャーフォンはアプリを使用しないためスマートフォンよりも連続使用可能時間が長いという点なども取り上げ、そして簡単にマナーモードの切り替えができる点も他人への配慮を重視する日本文化にとって非常に重要な特徴であると説明した。

 フィーチャーフォンはガラケーとも呼ばれるが、ガラケーという言葉には「ガラパゴス携帯」つまりガラパゴス諸島の生態系のように日本という閉ざされた環境で独自進化を遂げた携帯という意味がある。ガラパゴス化というビジネス用語は消極的なイメージがあるが、ガラケーに限っては日本市場で今も多くのシェアを獲得している。

 角度を変えて日本のフィーチャーフォン人気を分析すると、世界的なスマートフォンの流行に負けない強さがあるという見方もできる。一定数の日本人がフィーチャーフォンの機能で満足しているという状況は、日本人は新しさを吸収、創出する能力に加えて、物事の本質を見抜き、それを大切にするという特長も有していることを示しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)