マルタ共和国の旅を楽しむ一番の秘訣は、「目的を見失ってみる」ことです。

マルタ主要3島のうち、2番目に大きな島ゴゾ島は、マルタ島と同じくカオス具合が際立っていて、かつ、のんびりしています。

バスの運転手の人が工事現場の人と世間話を始めることなんてざらですし、原因不明の大渋滞に出くわすこともあります(それでも誰もクラクションを鳴らさないのがマルタの美点)。

ですから、ガイドブックを片手にせかせか歩くよりも、地元民の作り出すゴゾ島ならでは流れに沿って旅行するのが良いでしょう。

「目的を見失ってみる」ことが簡単になるような3つの方法をご紹介します。

1. ストリートフードを食べ歩く

ぽっこりと膨らんだお腹はマルタでは見慣れた光景ですが、その源泉はずっしりと重たいマルタのストリートフードにあります。

イギリス、アラビア諸国、アフリカ、シチリアからの影響を色濃く残すマルタの食文化は、ふんだんな肉や魚に代表され、多くの場合たくさんの油を使って料理されます。

Pastizzo(パスティッツォ)と呼ばれる揚げ物は、チーズやお肉、玉ねぎやキノコなどの多様な具を詰め込んだ味わい深いストリートフードです。

ゴゾ島(マルタ)のストリートフードを見つけるためのお勧めスポットは、「ヴィクトリア(Victoria/ Rabat)」です。

バスでも車でも、どこに向かおうと必ず通ることになるゴゾの中心地ヴィクトリアには、観光客も地元民も集まるストリートフードショップがたくさんあります。

2. 地元民におすすめのビーチを尋ねる

ゴゾ島のビーチは、マルタ島のビーチほど観光地化は進んでいませんが、主要な観光マップに載っているビーチはほとんどいつも混んでいると考えた方が良いでしょう。

そのため、恋人や家族とゆったり海を眺めて過ごしたい方は、地元民におすすめのビーチを尋ねてみてください。観光客の知らないビーチを紹介してくれることがあります。

宿泊しているホテルやB&Bの人に尋ねれば、連れて行ってくれるかもしれません。

3. ただひたすら外へ、外へ

ゴゾは人口7千人の小さな島。面積では67平方キロメートルほどしかありませんので迷いたくても迷うことができません。

シチリア方言とアラビア語の入り交じって出来た小道の名前を追いながら、ただひたすら外へ、外へと歩いていくと(もしくは自転車、車でも)必ず海に出くわします。

お腹が空いたり、なんだか帰りたくなったら近くのバス停でバスを拾いましょう。適当に乗っても全然大丈夫です。

全てのバスは中心地のヴィクトリア、もしくは港につながっています。そこからならどこでも簡単に行けるはずです。(レンタカーの方は、“Victoria”の標識を目印にすれば大丈夫です)

「マルタはカオスね。ゴゾはのんびりしているわ」
B&Bの宿主のそんな言葉が印象的なゴゾ島は、温和なゴジタン(Gozitan、マルタ語で“ゴゾ島民”)の暮らすちょっとした楽園です。

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