友だちと美味しいものを食べたときや楽しいイベントに行ったとき。写真を撮ってFacebookやInstagramについアップしたくなるものですが……。

でも、アップする前にちょっと待って。アイケア製品の総合メーカー「ボシュロム・ジャパン」が20代の女性500人を対象に「自撮り写真とSNS投稿」について聞いたところ、納得がいかない写りの写真をSNSに投稿されてしまった経験が「ある」と回答した女性が84%に上ることがわかりました。

さらにそのときの気持ちを聞いたところ、「その写真を削除してほしい気持ちに なった」(36%)や、「友人・知人に悪意はないとわか っているが、悲しい気持ちになった」(19%)など、ネガティブな気持ちになってしまう人もいる様子。中には「自分以外の人の引き立て役になっている気分だった」(8%)なんて悲壮感たっぷりの回答も見られました。

納得がいかない写真を投稿されてしまった際に実践したことがある対策としては、「タグ付けを承認しなかった・タグ付けを自ら削除した」(14%)、「友人・知人に写真を削除してもらうよう頼んだ」(10%)などが挙がりましたが、いずれも1割程度。多かったのは「いろいろと思うところはあったが、言いづらくて特に対策はとっていない」(30%)という回答でした。

SNSにアップされた写真に不満があってもなかなか言い出せない女性が多い様子。その背景には人間関係を壊したくない、せっかく盛り上がっている雰囲気を壊したくないという様々な感情がありそうです。

とは言え、逆によかれと思って気軽にアップした写真に対して友だちが不満に思っているケースも十分にあり得ること。アップする前に相手に許可を取るなどちょっとした配慮が必要ですね。

【調査概要】
調査期間:2016年1月21日(木)〜1月25日(月)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代女性500名、SNSを日常的に利用しており、SNSに自分の顔写真をアップした経験がある方

(編集部)