22日、貴州商報は記事「養殖チョウザメが大量に流出、長江の生態系に悪影響を与える可能性も」を掲載した。ダムの緊急放水の影響で外来種のチョウザメが大量に長江に流出した。生態系への影響が懸念されている。

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2016年9月22日、貴州商報は記事「養殖チョウザメが大量に流出、長江の生態系に悪影響を与える可能性も」を掲載した。

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21日、中国水産科学研究院長江水産研究所の呉金明(ウー・ジンミン)氏によると、長江の湖北省荊州市洪湖市流域で観測を行った結果、養殖池から流出したチョウザメが大量に生息していることが確認されたという。長江中・下流域ですでに500尾以上が確認された。7月19日、20日に洪水に伴うダムの緊急放水があり、養殖池から1万トン近いチョウザメが流出したとみられる。

養殖されていたのはシベリアチョウザメなどの外来種で、在来種を駆逐する可能性も懸念されている。しかし現段階では対策は難しく、また最終的にどれほどの影響が出るかも不明。結果が出るまでには数十年、あるいはそれ以上の時間が必要になるだろうと専門家は話している。(翻訳・編集/増田聡太郎)