中国のネット上では近ごろ、中国高速鉄道の走行中の車内で1元硬貨を立たせる動画が大きな話題となった。走行中でも硬貨が立ち続けるのは、それだけ走行中の車両が安定しているためであり、それだけ中国高速鉄道が安定しているという道理のようだ。(イメージ写真提供:(C)Guo Zhonghua/123RF.COM)

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 中国のネット上では近ごろ、中国高速鉄道の走行中の車内で1元硬貨を立たせる動画が大きな話題となった。走行中でも硬貨が立ち続けるのは、それだけ走行中の車両が安定しているためであり、それだけ中国高速鉄道が安定しているという道理のようだ。

 中国メディアの中華鉄道網はこのほど、中国高速鉄道の多くの乗客が硬貨だけでなく、逆さまにしたペットボトルでも走行中の安定性を証明するためのテストを実施し、いずれも成功を収めたと伝えつつ、「小さな硬貨が示すのは、中国高速鉄道に示された職人魂だ」と伝えた。

 記事は、中国高速鉄道の走行中の車内で硬貨が立ち続ける事実だけで、「中国高速鉄道がすべての点で新幹線を上回ったとは言えない」と指摘しつつも、「少なくとも中国高速鉄道の技術の高さ、中国の革新を起こす信念は示された」と主張。

 さらに、これは中国高速鉄道の走行安定性のみならず、中国の鉄道関係者たちの職人魂が体現した出来事だと主張し、「高速で走行中の車両は本来、レールや車両の部品にわずかな歪みがあるだけでも揺れるもの」であるにもかかわらず、中国高速鉄道では硬貨が立ち続けるほどの揺れも存在しないのは「中国高速鉄道の技術がすでに世界をリードする水準に達したことを意味する」と主張した。

 また記事は、中国のトウ小平が1978年に日本を訪れ、新幹線に乗車して驚いたというエピソードを紹介したうえで、「それから40年足らずのうちに、中国は外国から技術を導入し、消化吸収を行い、自ら高速鉄道を建設した」と誇らしげに主張。中国製造業が「安かろう悪かろう」からの脱却を目指すなか、中国高速鉄道は「質」を以って輸出を加速していくはずとの期待を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Guo Zhonghua/123RF.COM)