通販・ネトオク・引っ越し…輸送中におきた破損(故障)対処法まとめ

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「お届け物でーす!」「ありがとうございます。(ガサゴソ……)あ……壊れてる……」配送を依頼したモノが自宅に届いてビックリ、配送する前とはまったく違う<見るも無残な姿>になっていたら、どうしますか?これまで数百回以上インターネットを経由して買い物しているけれど、届いた商品が壊れていたなんてこと一度もない。運送業社が届け物の商品を壊すわけがない。--そう思っている人も、明日はわが身かもしれません。あらかじめ運送業社に配送物を破損・故障させられてしまったときの対処法]を知っているのと知っていないのとでは、実際に自分がそのような現場に目の当たりにしたとき、行える処置が大違い。そこで、『配送物を破損(故障)させられていた場合の対処法』について、初めての方でも分かりやすくご解説します。

■ ≪ネットショッピング≫

情報技術が普及した現代、インターネットを利用して商品を購入するのも当たり前の時代になりました。Amazonや楽天市場、ヤフーショッピング、ビッグカメラなど、多数の大手ネットショッピングサイトが規模を広げ、昨今では自宅から服や家電、インテリア、食品、精密機械などにいたるまで購入可能。だれしも一度は利用した経験があるのではないでしょうか。もしも、頼んだ商品が破損・故障していたら……。それは弁償してもらえるのでしょうか?

◎ 購入した商品が破損(故障)していた

購入した商品が破損(故障)していたら……、弁償してもらえます。届いた商品が破損(故障)していた場合、考えられるのは、その商品が「もともと破損(故障)していた」「輸送中に破損(故障)した」のどちらかが原因です。購入者には非がありませんので、一般的な対処法としては…

・1.販売サイトのサポートセンターに電話で連絡
・2.商品が破損(故障)していたことを報告
・3.相手の指示に従って返品

そして、販売サイトから運送業社に連絡が送られ、販売サイトと運送業社のあいだでどちらが悪いかについて、破損原因を調べる機関にて調査が行われます。この調査には、非常に時間がかかり、その期間は1週間〜3ヶ月ほど。大手ネットショッピングサイトであれば、即座に返金・新たな商品の発送が行われますが、慎重なところであれば、新たな商品の発送はおろか返金さえ調査が終わるまで行われない場合もあります。理由は、購入者が破損(故障)させたのにウソをついている可能性があるためです。事実、自分で壊しておいて、販売サイトや運送業社に罪をなすりつけるクレーマーも少なからずいるので、返金が遅い場合には「運が悪かった」と諦めましょう。

■ ≪ネットオークション≫

いらなくなったモノ、欲しかったモノ、プレミアのあるモノなど、何でもかんでも売り買いすることのできるネットオークション。オークションで売買した商品がもしも壊れていたら……。それは弁償してもらえるのでしょうか?

◎ 購入した商品が破損(故障)していた

ネットオークションで購入した商品が破損(故障)していた場合は……、弁償してもらえるケースが多いです。ただ、ネットオークションは、基本的に素人と素人の商売取引きのため「絶対に弁償してもらえる」と断言することはできません。もしも、販売した側に「発送したときは壊れていませんでした」と言われれば、泣き寝入りするか、もしくはみずから運送業社に『破損(故障)』を訴え、調査してもらわなければなりません。調査の結果で「運送中の破損(故障)は認められない」と言われたとしても、それが『販売者の非の証拠』になるわけではありませんから、結局、泣き寝入りすることに……。

対処法としては、販売者に運送保険をつけてもらうことです。数百円で数万円分まで保証で守られるため、高価な商品の購入には必ずつけてもらうようにしましょう。運送保険をつけてもらずに発送してもらった場合、購入者にも少なからず非があります。とはいえ、破損(故障)していた場合、基本的には販売した側の責任として、販売者がいろいろな手続きをしてくれますから、泣き寝入りするようなことになるのは非常に稀です。ご安心ください。

◎ 販売した商品が破損(故障)していた

ネットオークションで販売した商品が破損(故障)していた場合は……、弁償してもらえないケースが多いです。販売した商品が破損(故障)していた場合、疑うべきは……

・運送途中で破損(故障)した
・購入者が開封または設置の際に破損(故障)した

……というケースです。この場合、いかに『発送前は故障(破損)していなかったこと証明』できるかがポイント。

◎ 破損(故障)の対処法

・梱包前に商品が破損(故障)していないことを証明できるビデオを撮影しておく。

ビデオに撮影日時が記録されるため、商品を運搬業者に持って行く30分前の撮影が好ましいです。

・梱包後、ダンボールの角や周りに破損がないことを証明できるビデオを撮影しておく。

輸送中に破損(故障)した場合に考えられるのが、手荒な配送です。手荒な配送の場合、必ずダンボールが破損しますので、それを証明できればかなり有利になります。梱包前の破損していない状態から梱包後まで一連の過程をビデオで撮り続けておくと確実だと思われます。

・運送保険をつけて発送

発送する際に運送保険をつけておけば、輸送中の破損であった場合、その商品を保証してもらえます。

■ ≪引っ越し≫

引っ越しでは、何から何までいろいろなモノを輸送してもらうことになりますが、そのとき破損(故障)してしまったら……。そのモノの弁償はしてもらえるのでしょうか?

◎ 引っ越し中に破損(故障)した

引っ越し中に破損(故障)した場合は……、弁償してもらえるケースが多いです。引っ越し中は、運搬物が特に多いので、あらかじめ『2つの対策』をしておかなければなりません。

・ 1.『壊れないモノ』『壊れやすいモノ』の分類で荷造り

引っ越しの際は、『壊れないモノ』『壊れやすいモノ』で分類して荷造りをしましょう。『壊れやすいモノ』に関しては、特に厳重に輸送してもらうよう依頼しておけば、破損(故障)する可能性を低くすることができます。そしてまた、『壊れやすいモノ』はあらかじめ写真で撮影しておくと、もしものときに運搬前は破損(故障)していないことを証明でき、弁償してもらえます。

・ 2.大型のインテリアなどは迅速に確認・対応

引っ越し屋さんが帰ってからではいろいろと大変なので、運搬中や運搬後に素早く確認し、破損(故障)があれば、その場で報告しましょう。運搬物の破損(故障)の報告は、いかに早く伝えるかが肝です。

・ 例:大型テーブルの運搬

いろいろな角度から写真を撮っておく

引っ越し依頼

輸送完了

写真と照らし合わせ破損箇所があればそれを報告

■ 自分が原因でないことを証明できるように!

破損(故障)した場合、なにより大事なのは自分が破損(故障)の原因ではないというのを証明することです。

・ビデオや写真で撮影しておくこと
・輸送前に、モノが破損(故障)していないことを、運送業者(第三者)の人の目で確認してもらうこと
・運送保険をつけておくこと

以上のことをしっかりとやっておけば、もしものとき、高い確率で迅速に『弁償してもらうこと』が可能になりますので、覚えておきましょう。

(image by 写真AC)
(著:nanapiユーザー・運搬・運び屋α 編集:nanapi編集部)