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レクサスは23日、フランス・パリで29日から開催される「2016年パリモーターショー」(一般公開は10月1〜16日)で世界初公開するコンセプトカー「UX Concept」の内装の一部を公開した。

「UX Concept」は、次世代レクサスコンパクトSUVの将来像を示すコンセプトカーであり、力強く大胆なエクステリアデザインと先進技術を駆使したインテリアで独自の世界観を演出している。

インテリアにおいては、ヒューマンマシンインターフェイス技術を採用し、3次元による先進的なドライビング体験を提供する。運転席のインストルメントパネルには、透明な球体ホログラムが浮かび上がり各種情報を表示。センターコンソール上では、切子面のあるクリスタル形状の中のホログラムがエアコンやインフォテインメント情報を表示し、運転席・助手席両方から情報確認が可能となっている。

電子ミラーや調光ガラスといった最新の電子技術も搭載。電子ミラーカメラにより、従来型ミラーより小型・薄型化が可能となり、車内スクリーンでミラーに映った状況が確認できる。すべてのスイッチ類はセンターコンソール上の透明カバー内に収められた。フィン形状にデザインされたAピラーや、助手席側インストルメントパネルの取り外し可能なオーディオスピーカーにより、インテリアのデザイン性も高められている。

「UX Concept」の全容はパリ現地時間9月29日13時30分(日本時間の同日20時30分)に公表予定だ。

(木下健児)