Twitter民が大議論! 助詞「の」が多すぎる文章を読みやすくするには?
同じことを伝える文章でも、多くの表現方法がある日本語。他人が読む文章の場合、できるだけ読みやすい文章を心がけたいところだろう。
現在Twitter上では、ある文章を読みやすくするための議論が行われている。
物書きさんへ質問。「私の家の兄の部屋の机の一番上の右側の引き出しの中の日記を読んで」可能な限り「の」を減らすとしたらどうします?これは極端ですが、いつもこういうので悩みます。
— 乙野四方字@6/23新刊2冊同時刊行 (@yo_mo_G) 2016年9月22日
「私の家の兄の部屋の机の一番上の右側の引き出しの中の日記を読んで」という文章。投稿者は、こちらに使われている助詞「の」を、できるだけ減らすためにはどうすればよいか? と質問している。
@yo_mo_G 突然すみません。物書きではないですけど、二文に分けて良いのなら、「私の兄の部屋にある日記を読んで欲しい。机の上に置かれた引き出しの中の、いちばん右上の段に入っているから」とかかなあ…と思いました。面白い課題だなと思ったので考えましたが、難しいですね
— 茜指 (@yasasiimutennka) 2016年9月22日
あるTwitterユーザーは、「私の兄の部屋にある日記を読んで欲しい。机の上に置かれた引き出しの中の、いちばん右上の段に入っているから」と2つの文に分ける方法を提案。
.@yo_mo_G 編集/ライターをしている者ですが、ササっとやると「私の家の兄の部屋の机の一番上の右側の引き出しの中の日記を読んで」→「兄の部屋にある机の一番上、右側の引き出しに入っていた日記を読んで」かなぁ…と思います。普通は文を2つに分けるなど、もう少し捻りますが。
— さくま功(文と企画ほか) (@Biz_Sakuma) 2016年9月22日
編集やライターをしている別のユーザーからは「兄の部屋にある机の一番上、右側の引き出しに入っていた日記を読んで」とする意見も。
@yo_mo_G 倒置と体言止めでこんな感じ。「兄の部屋に日記がある。机の一番上 右上の引き出し」
— 折口良乃@モンスター娘のお医者さん (@origuchiyoshino) 2016年9月22日
また、「兄の部屋に日記がある。机の一番上 右上の引き出し」と倒置法と体言止めを組み合わせるというコメントも寄せられた。
みんなやっぱり「自分で考えること」が好きなんだな、とちょっと安心した今回のバズりでした。でも通知は切った。
— 乙野四方字@6/23新刊2冊同時刊行 (@yo_mo_G) 2016年9月23日
この一連の流れについて、投稿者は「みんなやっぱり『自分で考えること』が好きなんだな、とちょっと安心した」と率直な感想を述べている。
みなさんは、どのような文にするだろうか?