休みくらい好きに決めたい! 休日が取りやすい仕事
例えば、人が遊んでいるところで働くサービス業のように、暦通りのお休みではない職種もあります。でも、平日にお休みがあると、どこへ行っても混んでいるレジャー施設でも余裕で遊べてうらやましく思ったりもしますね。 実際に休日が多い仕事の職種はあるのでしょうか? 20〜30代の働く男性に聞いてみました。
■公務員
・「消防士。休みがしっかりしていると聞いたことがあるので」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「公務員じゃないかな。土日祝日に普通に休める」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「学校の先生は、生徒の夏休みや春休みで休みになるので、休日が多いと思う」(34歳/機械・精密機器/技術職)
一般には、土日と祝日は必ず休めるというイメージがあるようで「公務員」という声が多く聞かれました。でも、公務員さんからは「知らない人はそう思うかも。」という回答もありました。学校の先生も、子どもは休みでも先生たちは、毎日ではなくとも出勤しているようです。
■シフト制の勤務体制の職種
・「病院勤務の人や、24時間体制の銀行システムなど」(36歳/ソフトウェア/技術職)
・「夜勤を伴う仕事不規則な分休みもありそう」(32歳/運輸・倉庫/営業職)
・「深夜バスの運転手ではないでしょうか」(29歳/金融・証券/専門職)
24時間営業している職種は、時間は不規則でもその分、休みも多く取れるのではないかという意見。休まないと厳しい業務内容ということも理由のようです。
■大手企業の工場
・「メーカーみたいな大手の会社は多そう」(34歳/商社・卸/営業職)
・「大手会社の工場の生産ライン福利厚生がしっかりしてる会社」(39歳/運輸・倉庫/その他)
・「最近の景気で工場関係の仕事。ゴールデンウィークが長い」(37歳/医療・福祉/専門職)
建設業、製造業、電化品メーカーは、連休が長く休みが多いイメージのようです。工場などのラインで働く職種は生産管理状況によっては休日が多いのではないかという意見もありました。
■こんな職種も休みが多そう?!
・「掘削業や大工など、天候や相手方に左右されそう」(36歳/その他/その他)
・「研究職。結果的に自分で自由にできる時間が多いとおもう」(37歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「自営業、自分の好きなように休日を決められそう」(34歳/建設・土木/技術職)
・「野球選手、サッカー選手、スポーツ選手」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「社長などの上級管理職。社長なんていなくても、やっていけるくらいの会社なら、社長は、ずっと休めるのではないかな」(37歳/小売店/事務系専門職)
天候によって休みになる職種は、その分あとから取り替えさないといけないのでプラスマイナスゼロでむしろ無理して働かないといけなくなりそうです。研究職、自営業は結果を出さないと収入も得られないので休んでばかりいられないし、プロスポーツ選手は結果も出さないといけない上に選手生命もあるのでリスキーです。
■まとめ
休みが多そうな職種は、公務員というイメージが多いようですが、実際はそうでもないという声もあるように、外から見るイメージとそこで働いている人たちの現実は違うようですね。サラリーマンは、毎週2日休んで祝日も休みなのでうらやましいという他業種からの声もありました。それぞれの職種によって事情があるようで、結局、隣の芝生は青くみえるだけなのかもしれませんね。
※画像はイメージです
※『マイナビウーマン』にて2016年9月にWebアンケート。有効回答数200件(22歳〜39歳の働く男性)
(フォルサ/岩崎弘美)