「いらすとや」ってサイト、ご存じですか?

かわいらしいタッチで描かれた、多種多様なイラストを(基本的に)無料で提供しているこのサイト。ネットはもちろん、街中のビラや、お店のPOPなんかでもよく使われていて、おそらく多くの人が、一度はそのイラストを目にしたことがあるはず。

あれ、もしかして――筆者(T編集長)、ふと思う。



このままだと日本、「いらすとや」だらけになっちゃうんじゃ?

というか、もうなっているような――。

というわけで今回は筆者がコレクションした、街中で見かけた「いらすとや」たちをご紹介したい。

自治体では完全に「御用達」

たとえば、こちらは会社の近所、千代田区の掲示板で撮影したもの。







イベントと福祉サービス、それぞれ別のチラシが張られているのだが、どちらにも「いらすとや」のあのキャラたちが。

こうした自治体の掲示板では、すっかり「いらすとや」は常連だ。

たとえば、防災講習会のお知らせではトップに堂々と(千代田区)。



カヌー教室のお知らせでは、他に紛れてさりげなく(板橋区)。



保健所からのお知らせにも、やっぱりいらすとや(千代田区)。



新宿区の施設内で貼り出されていた健康相談のチラシ。ここにもいらすとやが。



広報紙などにもよく使われている

ほのぼのとした画風ゆえ、「お堅い」ところでも使いやすいのがいらすとやの強みだ。掲示物に限らず、各種発行物でも、よく見かける。

たとえばこちらは、「品川区議会だより」。表紙にも、どーんといらすとやがあしらわれている。



続いては、厚生労働省のリーフレット。自治体レベルどころか、すでに国の中枢にまでいらすとやの手が......。



お店なんかでも使いやすい

もちろん、お店などでは当たり前のように使われている。

板橋区の居酒屋さんのメニューには、酔っ払いのおじさんのイラストが。



こちら、大阪府内の旅行会社で見つけたものだ。切り抜かれて、コルクボードに貼り付けられていた。



板橋区内のレストラン。大きく使われているビールのイラストは、まぎれもなくいらすとやのもの。



最後に、ちょっと変わったところでの使用例を。



民進党の山尾志桜里・衆院議員のパンフレットだ。裏面の、法律相談案内の項を見ると――あっ、いらすとや! 政界にまでいらすとやは進出していたのか......。



まさに「いらすとや」は、政・官・財を制覇しつつある。僕たちの目に映る世界のすべてが、いらすとやのあの描線になってしまう日も遠くないのかもしれない。

今後も、ますます拡大を続けそうな「いらすとや」。編集部では、引き続きこのテーマを追いかけたい。

街で見かけた「いらすとや」の写真、探してます

Jタウンネットでは、街で見かけた「いらすとや」を使ったチラシやPOPなどの写真を募集しています。ウェブ上などではなく、「リアル」の世界での使用例に限ります。メール(toko@j-town.net)で、目撃した場所や状況、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。採用の場合、Amazonギフト券300円分をお送りいたします。いただいた写真については、後日記事などで使用する場合がありますのでご了承ください。