「爆風が体感できる!」LIVE用の音響システムを導入した川崎チネチッタの『シン・ゴジラ』と『君の名は。』に反響続々

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LIVE ZOUND(ライヴ ザウンド)」という新しい音響システムが、神奈川県の映画館で導入され話題となっている。

「『衝撃波』 音のカタマリがぶつかってくる」

その映画館は「川崎チネチッタ」。

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

全12スクリーンを有するシネコンで、今年の9月17日より8番シアターにて、この音響システムで『シン・ゴジラ』と『君の名は。』の上映を開始、導入初日より映画を見た人々から多くの反響が寄せられている。

▼『君の名は。』の感想ツイート。

▼『シン・ゴジラ』の感想ツイート。

「LIVE ZOUND(ライヴ ザウンド)」とはどのような音響システムなのか…川崎チネチッタの代表取締役社長、美須(みす)アレッサンドロさんに話を聞いた。

圧倒的な臨場感と迫力

――「LIVE ZOUND」のシステムについて教えてください。

通常の映画館で使用する既存の、いわゆる映画用音響機器ではなく、大規模なコンサート会場でも使用される“音楽業界”仕様の機器を映画館に導入した音響システムです。

――劇場にはどのような装置が備わっているのですか?

d&b audiotechnik社の3ウェイラウドスピーカー、「ラインアレイV-シリーズ」を左右中央に6台ずつ計18台、「J-SUB WOOFER」4台をスクリーン下に設置してます。

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

――このラインアレイスピーカーは、今までのスピーカーとどこが違うのですか?

ライブハウスやコンサート会場でよく見るスピーカーなのですが、このラインアレイスピーカーの特性は、音を直線的に飛ばすので、音の反射が軽減されます。

つまり、どこの席に座っていても直接音が届き、席によって音ムラがないのです。

――そもそも、この音響システムを導入しようとした理由は?

川崎にはチネチッタ以外に、他社のシネコンが2サイトあり、それぞれ特性のあるスクリーンをもっています。

そんな映画館激戦区で、私たちの“特性”を生かしながら差別化を図るために考えたのがLIVE ZOUNDです。

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

――他の映画館にない特性とは?

私どものグループ会社「クラブチッタ」は、ライブホールCLUBCITTA’を運営する一方で、国内外の様々なビッグ・アーティストのライブ・プロデュースを手掛けています。

そんな音のプロ集団がこのシステムで映画音響を調整しました。

ですからこの音響システムは、まさにチネチッタ・オンリーワンの映画体験になると思います。

――音響を調整することで、具体的にどのような効果が生まれるのですか?

大きな効果としては、映画の臨場感と迫力に圧倒的な差を生み出します。

爆発シーンでは体が震えるような爆音を再現し、微かな溜息も聞こえる音環境を作り出しました。

その結果、映画への没入感がより深まり、本当にその世界にいる感覚が味わえます。

また劇中で流れる主題歌や音楽も、ライブホールさながらの音質を体感できます。

川崎チネチッタ

川崎チネチッタ

今までの映画音響の常識を覆す「LIVE ZOUND」。

これにより家では決して味わえない、映画館ならではの魅力が新たに加わったと言えるかもしれない。