よく見る「マネーセミナー」って行く価値ある?

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 最近よく目にする、「女性のための●●に関するマネーセミナー」。

 わたくし鄭英哲(公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナー)も、ときどきマネーセミナーの講師をしています。

 その経験から「私ならこういうセミナーに行く」というポイントをご紹介します。

◆有料か無料なら、私は「有料」を選ぶ

 その場で、または後日に高いものを売られそう…営業の電話がありそう…もしやネットワークビジネスの勧誘かも…。マネーセミナーのテーマそのものは興味あるけど、実際には足が引ける最大の理由はそこではないでしょうか。

 いい情報だけもらって後腐れなく帰りたいなら、情報にお金を払うつもりで、なるべく有料のセミナーに行きましょう。

 私自身、イオン銀行の依頼で各地のイオンモールで参加費無料のマネーセミナーを行ったりします。無料にできるのは、自社の施設が使える、資金力が違うといった理由でしょう(私自身のセミナーは、自前のオフィスで開くので無料です)。

 ただ、通常はそうではありません。配布する資料の作成料、講師への出演料、会場を借りる費用など、何かとお金がかかります。その後、何かしらの仕事に繋がらないのであれば、とても運営はできません。

 その点、有料のものは“情報の質と中立性に自信があるのだ”と思って、あえて有料のセミナーを選ぶのもアリでしょう。

◆マインド系か知識系なら「知識系」を選ぶ

 マインド系とは、例えば「片付けができない人はお金が貯まらない」とか「身なりをきちんとすればお金は貯まる」といったセミナーのこと。

 一方、「今の世界情勢を考えるとこんなものに分散投資したらよいのでは」、みたいな知識を与えてくれるのが知識系のセミナー。

 どちらもよく見かけますが、私なら「知識系」を選びます。もしかしたら紹介した金融商品をすすめてくるかも知れませんが、無数にある金融商品の中で本当によいと思えるものだったら、聞いて損はないですよね。

 また、なぜその金融商品がよいかの根拠を聞いて、納得でき得る知識を得られれば一石二鳥かと思います。

◆「ぶっちゃけトーク」がセミナーの醍醐味

 私が開くマネーセミナーだと、とてもコラムなどには書けない「ぶっちゃけトーク」をどうしても入れてしまいます。よく政治家が講演会などで失言してしまう、アレに近いものです。せっかく来てくださった方へのサービス精神みたいなものでしょうか。

 他のセミナーでも、会場でしか聞けない話があるかもしれません。また、会場で直接講師に質問や相談ができるのもマネーセミナーの醍醐味です。

 いずれにしても、インターネットには出所がわからない情報が氾濫しています。その中で、生の声で情報を得るというのは、今のインターネット社会においてはむしろ正しい行為のなのかもしれません。

 だいぶ私見も入りましたが、ぜひ参考にしてみてください。

<TEXT/鄭英哲:株式会社アートリエールコンサルティング代表取締役>