3Dプリンターファッションという新しい服選びはじまる

写真拡大

思わず見惚れてしまった、義足の女性とロボットが舞うサンバ。

先日、リオで閉幕したパラリンピックの開会式で、なんとも近未来的な光景が観客を魅了しました。

衣装は3Dプリンターで作られたもの

パフォーマンスの素晴らしさにプラスして、おどろきがもうひとつ。

この女性の衣装が、3Dプリンターを使って製作されたものだったのです。

義足であるひざ下を隠すのではなく、逆に活かしたミディ丈のドレスはヌード色。今秋のバレエのトレンドにもマッチしたロマンティックなデザインです。

その美しいドレスがダンサーの動きに合わせてゆれる様子は、3Dプリンターによる生地であることを忘れてしまいそうなほど、しなやかでした。

ダンスを披露したエイミー・パーディはスノーボードの選手であり、モデルや女優もしている強く美しい女性です。

そのエイミーが3Dプリンターのドレスを着て踊る相手はロボット。華麗にサンバを踊るふたり(ひとりと1台?)は未来を物語っているよう。

3Dプリンターファッションの未来

ドレスの製作者は3Dプリンターファッションの第一人者であるダニット・ペレグ。

両足を失ったエイミーのストーリーを聞いたダニットは、そのストーリーを再生ととらえ、ボッティチェリの絵画『ヴィーナスの誕生』の構図からヒントを得ました。

ドレスをプリントアウトするのにかかった時間は120時間。ざっと5日間。コピー1枚するのも待ちきれない私にとっては想像を超えた作業です。

リオから帰国したばかりのダニットに、開会式での様子を聞いてみると、

何億人もの人が3Dプリンターのドレスを見て、その動きを楽しんでくれたなんて、すごい! たくさんの人が、あまりにも普通の生地と同じように動くので、あのドレスが3Dプリンターを使ったものだと気がつかなかった、と言ってくれたわ。これはもっと身に付けやすい3Dプリンターの服に近づいてきているという、すごく良いサインよ

と、ワクワクをおさえきれない様子で教えてくれました。

「しなかやかな動きを出したいから、3Dプリンターの服で」なんて、洋服を選ぶ日が来るかもしれません。

こちらも読まれています

媚びないピンクコーデ。まずはモーヴピンクから

・オンもオフも着まわす。パリジェンヌがリアルに着てるブランド

・今さらじゃなくて、今から。血色感チークが大人のデビューに自信をくれた #sponsored

[DANIT PELEG]