23日、中国の元卓球女王、王楠氏の夫で不動産王の郭斌氏が日本で行ったマナー違反行為に関して、中国ネットで安倍晋三首相がG20で見せた行動と比較する意見が投稿されている。資料写真。

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2016年9月23日、中国の元卓球女王、王楠(ワン・ナン)氏の夫で不動産王の郭斌(グオ・ビン)氏が日本で行ったマナー違反行為に関して、中国ネットで安倍晋三首相がG20で見せた行動と比較する意見が投稿されている。

今月初めに中国・杭州で開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議に参加した安倍晋三首相は、泊まっていたホテルに直筆のメモを残した。メモには「感謝」の2文字と日付、「内閣総理大臣安倍晋三」の署名があった。このメモにホテル側は喜びを語っており、中国ネットでも安倍首相の行動を称賛する声が集まった。

一方、満州事変の発端となった柳条湖事件から85年経った18日、王楠氏の夫で不動産王の郭斌氏が、ネット上で日本の侵略の歴史を批判し、「日本のホテルで水を出しっぱなしにしてやった」などと投稿し物議を醸した。その後郭氏は問題の書き込みを削除し、「過去の幼稚な行為を語っただけ」と説明した。郭氏と妻の王氏は書き込みが断片的に切り取られ本意が伝わっていないとしているが、中国の旅行予約サイト、携程網(Ctrip)の関係者は郭氏の行為を批判した上で、同氏のブラックリスト入りを検討すると明らかにしている。

両者の行動に関して中国ネットユーザーは、「安倍首相が残したメモは中国のネットで長い間話題となった。一方で、日本のホテルで水を出しっ放しにした郭氏の書き込みも瞬く間に注目を集めた。郭氏の愛国心による野蛮で時代遅れの偏狭な行為に比べ、安倍首相は素養が高く民主主義的な態度を見せた。安倍首相を恨んでいる人から見ても、その差は歴然だろう」と自身の見解を語った。(翻訳・編集/内山)