私だけ汗だく!? 女性の更年期症状「ホットフラッシュ」の原因と対処法

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上半身や顔が急にほてった感じになる。わけもなく額から大量の汗が噴き出してしまう。

最近涼しくなってきたのに、そんな症状に悩まされることがありませんか? もしかしたら、それって“ホットフラッシュ”かも……。

ホットフラッシュとは、更年期障害の代表的な症状のひとつ。更年期の諸症状のなかで、もっとも発生率が高いともいわれています。

症状の程度は人によりけりですが、ほてりでよく眠れなくなったり、発汗が気になって外出が憂うつになったりするほど深刻化することもあるのだとか……。

今回は、そんな辛〜いホットフラッシュの原因と対処法をお届けしたいと思います。

 

■ホットフラッシュの原因とは?

閉経前後の40代〜50代には、女性ホルモンの“エストロゲン”が急激に減少し始めます。

エストロゲンは、女性らしいカラダを作ったり、骨を丈夫に保ったり、自律神経のバランスを保ったりなど、多くの役割を果たしてくれるもの。その減少は女性の心身にさまざまな不調をもたらしてしまうんです。

なかでも、自律神経は体温調節にも深くかかわっているため、更年期にはほてりや異常な発汗といったホットフラッシュを引き起こしやすいのです。

 

■ホットフラッシュの対処法とは?

ホットフラッシュが起こるメカニズムをざっくりまとめると、“エストロゲンが減少→自律神経が乱れる→ホットフラッシュ”という流れになります。

ということは、エストロゲンの減少や自律神経の乱れをやわらげることが、辛〜いホットフラッシュを緩和するのに役立つと考えられますよね。

そこで今、注目を集めているのが“エクオール”という成分!

大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されることで産生される成分で、女性ホルモンのエストロゲンとよく似たはたらきをすることが研究で明らかになったそうなのです。

 

■日本人の2人に1人は大豆イソフラボンの効果なし?

大豆に含まれる“大豆イソフラボン”が女性の味方だということはよく知られていますよね。

イソフラボン配合のサプリメントを飲用したり、食事で大豆をたくさんとったりするように心がけている人も多いことでしょう。

でも、ここで非常に残念なお知らせが……。実は、すべての人が大豆イソフラボンの恩恵にあずかれるわけではありません! なんと日本人のおよそ2人に1人は、大豆イソフラボンからエクオールを産生するための腸内細菌を持たないのだそうです。

もしもあなたがエクオールを作れない体質であれば、いくら大豆イソフラボンを摂取しても、効果をあまり実感できないおそれが……。

ちなみに、エクオールを作れるかどうかは、尿検査で調べることができ、インターネットで購入できる簡易キットもあります。気になる方は、1度チェックしてみるといいかもしれませんね。

 

■誰でも手軽にエクオールを摂取できる方法とは?

もし、自分がエクオールを作れないタイプだとしても、がっかりすることはありません、

今はエクオールそのものを含む食品の開発が進められており、サプリメントで手軽に摂取することが可能なのです。

また、エクオールを作れるタイプの人でも、毎日大豆製品をとり続けるのは大変ですし、腸内環境の変化でエクオールを作れなくなってしまうこともあるようです。

体質にかかわらず、アラフォー以降の女性は、エクオール含有食品をうまく活用していくことを考えてみてもよさそうですね。

 

いかがでしたか? 年齢に応じて、女性ホルモンが変化し、からだがその影響を受けることは誰しも避けることはできません。

ホットフラッシュもその影響のひとつですが、食生活の改善などでなるべく心地よく乗り切りたいものですね。

(ライター 中田綾美)

 

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【参考】

※ ホルモンケア推進プロジェクト

 

【画像】

※ liza54500 / Shutterstock

※ Alejandro J. de Parga / Shutterstock