維新派『アマハラ』ビジュアル

写真拡大

維新派の公演『アマハラ』が、10月14日から奈良・平城宮跡で上演される。

【もっと大きな画像を見る】

1970年から大阪を拠点に活動している維新派。6月に逝去した松本雄吉が主宰を務め、1974年以降の全ての作品で脚本・演出を手掛けている。セリフのほとんど単語に解体し、5拍子や7拍子のリズムに乗せて大阪弁で語る「ヂャンヂャン☆オペラ」と呼ばれる表現スタイルを確立した。

野外公演となる『アマハラ』は、2010年に「20世紀三部作」のアジア篇として上演した『台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき』を再構成した作品。劇場プランや演出、台本を改訂し、日本とアジアの国を繋ぐ「海の道」を辿った人々の物語を、史実を織り交ぜながら描く。脚本・構成は松本が担当。音楽と演奏は内橋和久が手掛ける。

前売チケットはすでに予定枚数の販売が終了。各日、若干数の当日券が販売される予定だ。なお『アマハラ』は2017年に海外で上演される可能性はあるが、維新派としては同作が最後の公演になるという。また同公演は舞台芸術と美術、食のイベント『古都祝奈良―時空を超えたアートの祭典―』の一環で上演される。