22日、東野圭吾氏の推理小説「容疑者Xの献身」の映画化に取り組んでいる台湾の俳優アレック・スーが、このほどクランクアップしたことを報告した。写真はアレック・スー。

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2016年9月22日、東野圭吾氏の推理小説「容疑者Xの献身」の映画化に取り組んでいる台湾の俳優アレック・スー(蘇有朋)が、このほどクランクアップしたことを報告した。中国時報が伝えた。

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アレック・スーは15年、映画「ひだりみみ」で監督デビュー。中国だけで約5億元(約82億円)の興行収入を記録するヒットを生んだ。注目の2作目については、自身が大ファンだという東野圭吾氏の小説から「容疑者Xの献身」を選び、今年6月にクランクイン。このほど、中国黒竜江省ハルビン市でクランクアップしたことを報告した。

クランクアップまでに予定以上の日を費やしたのは、脚本を準備する困難と、あまりに難しい内容で撮影がスムーズに進まなかったことを挙げている。脚本については、仕上がった部分をその都度日本語に訳し、原作者の東野圭吾氏に送ってチェックしてもらっていた。また、当初予定していた撮影期間が3カ月だったことについては、「映画会社があまりに楽観視しすぎた」と語っている。

アレック・スーは監督デビューを特に目指していたわけではなく、そういう縁にめぐり合わせたものだった。もともと俳優だけでなく別の世界を見たいと思っていたが、急にやって来た運命にのみ込まれるような形になったと語っている。

日本や韓国で映画化され、中華圏でもファンの多い「容疑者Xの献身」だけに、主演俳優やメーンキャストの顔ぶれが注目されているが、今のところは極秘となっている。(翻訳・編集/Mathilda)