「痔に効く」とムカデ10匹食べて死亡

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ムカデは昔から漢方生薬として利用されてきたが、中国のある女性は「ムカデは痔に効く」と教えられ、10数匹を口に。そのまま体調に異変をきたし、不幸にも亡くなったという。

中国メディア・生活報などによると、この悲劇に見舞われたのは、黒竜江省ハルピン市で暮らしていた50代の女性Aさん。ひどい痔に悩まされてきたAさんは先日、ある民間療法を教えてもらった。それが「ムカデを食べると痔に効く」というもの。Aさんは切羽詰まっていたのか、医者に相談することもせず、2日間のうちにムカデ10数匹を食べ、後日吐き気や倦怠感、尿に異常が見られるようになり、医者にかかることになったという。

診察の結果、Aさんの血中のアミノトランスフェラーゼの値は正常値の約2000倍にも達しており、血液凝固機能も異常が見られ、急性肝不全と診断されてしまう。医師たちは緊急措置をとったが病状の進行は早く、肝臓の機能低下による意識障害が現れ、肝臓及び腎臓の機能が衰弱、そのまま帰らぬ人となってしまったそうだ。

中国人の薬物性肝障害のうち20%以上は漢方生薬によって引き起こされているそうで、専門家は「薬を服用する際は必ず医師や薬剤師に相談しなければならず、民間療法の類を信じたり、勝手に薬の服用量を調整したりすることは絶対にやめなければならない」と注意を促している。