こころが大人になるのは、いつ?【ごきげんな私を作る】

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「大人なんだから」「いい年して」という言葉が頭によぎるとき、「そもそも大人ってなんだろう?」って考えます。日本では20歳になると身体的には大人の仲間入り。でも、実際に自分を大人だと思えるようになるまでには時間がかかり、大人を意識する時期も人によって違うのです。
身体、頭、こころ、大人になる時期はそれぞれ
身体が大人として認められるのが20歳だとすれば、頭で自分をはっきりと大人だと理解するのは、社会における自分の立場を意識するときのよう。職場での責任が増したときや、家やマンションなどの大きな買い物をしたとき。または結婚したときや子どもができたときなど、自分以外の人やものに対する責任を自覚するときに、わたしたちの意識は大きく拡張して大人を自覚します。早い人では20代、一般的には30、40代にこの時期がやってきます。
それでも、まだ自分の中に残っている子どもっぽい自分に戸惑ったり、大人らしく振る舞うことにときどき疲れたり......。自分が無理しているように感じたり、何かバランスの悪さを感じることがあれば、それはこころがまだ大人になりきれていないからかもしれません。
こころの成長で考える「大人」って?
人によっては、身体や頭が大人なってからずっと後にこころが大人になったなと実感することも。なぜなら、身体や頭が大人になる条件は外からやってきますが、こころが大人になる条件は外から作っていくことはできないものだから。こころの成長度は、身体的・社会的な成長とは違い、外から見てはっきりと分かるものではなく、また周りの人や社会が評価、判断するものでもありません。重要なのは、まず「自分が自分をどう思っているのか」ということ。
こんな質問を自分に問いかけてみてほしいです。

1.自分が持ついい部分も、そうでない部分も含めて、自分のことを好きですか?
調子がいいときの自分と、そうではないときの自分では、まるで別人のように物事の見方が違ってきたりします。いろんな面をもつ自分を理解して否定せずに認めてあげることができるようになると、強いこころが作られ成長が促されます。

2.自分の欲求、やってみたいことなど、自分のこころの深い部分からやってくる声に耳を向けていますか?
頭が「これをするべき」と思うことと、こころが「こうしたい」と思うことは必ずしも一致するわけではありません。こころの深い部分からやってくる欲求や探究心は、一見ムダに思えるようなことだったり、実用的ではないことかも。でも実用性や常識を超えたことに挑戦することで新しい景色が見えるようになり、成長が加速していきます。

3.こころの傷を癒せていますか?
こころの傷とは、子どもの頃の記憶に刻まれたものから、社会人になってからできたものまで人それぞれに個性的なものです。一見大したことではないように見えても、自分の中に引っかかりとして残っているのであれば、それはその人にとっては重要なこと。傷やトラウマに癒しが起こると意識の大拡張が起こり、こころが大きく飛躍します。できればしっかりと目を向けて、受け入れたり手放したりする作業をしておきたいものです。

戸惑いは成長の証、じっくりと見守る
大人になりきれてない自分に戸惑うとき、それはこころが成長を続けている証です。そしてこころはゆっくりと大人になっていくので、焦らなくても大丈夫。
心理学者アルフレッド・アドラーは、人生の幸せ三要素を「自分自身が好きかどうか、良い人間関係を持っているかどうか、人や社会に貢献しているかどうか」だと言いました。よい人間関係を持ち、人や社会に貢献していくためには、まずは自己評価を高めて、自分自身を認めてあげることがとても大切です。こころの声に耳を傾けてじっくりと成長を見守っていくことが、身体・頭・こころ全体のバランスよい成長につながるようです。

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