ジャッキー・チェンさんから贈られた十二支像の一部=国立故宮博物院提供

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(台北 22日 中央社)国立故宮博物院(台北市)の林正儀院長は22日、南部院区(故宮南院、嘉義県)の中庭に展示されている十二支像を今月末にも撤去する方針を示した。俳優で歌手のジャッキー・チェンさんから贈られたもので、作風や寄贈の意図に中国大陸の統一工作を思わせるなどとして波紋を呼んでいた。

林院長は、専門家から「パブリック・アートではない」「芸術性を満たしていない」との意見が上がったのに加え、社会的、政治的問題に発展したことなどが撤去の理由としている。

撤去後は十二支像を所蔵物ではなく、一般所有物として保管する方針だが、保管場所は検討中だという。

また、ジャッキー・チェンさんに対しては、後日改めて事情を説明するとしている。

(鄭景ブン/編集:齊藤啓介)