国連機関、台湾の会議参加を拒否  中国大陸の圧力受け

写真拡大

(台北 22日 中央社)ローマで7月に開催された国連食糧農業機関(FAO)水産委員会の会議で、農業委員会漁業署の職員2人が、中国大陸の圧力により出席を拒まれていたことが21日、分かった。自由時報が報じた。これに対し外交部は同日、FAOの差別的取り扱いに厳正に抗議するよう関係部署に求めたと発表した。

漁業署の陳添寿署長によると、職員2人は正式な代表としてではなく、非政府組織(NGO)関係者の身分で参加を申請。うち1人は中華民国(台湾)のパスポートを提示して会場に入ったが、もう1人は拒否された。その後、入場していた1人も退場を求められたため、2人とも会議には出席できなかった。

台湾は、経済協力開発機構(OECD)などが4月にブリュッセルで開いた国際会議でも、代表団が中国大陸の抗議によって退場させられていた。

また、27日からカナダ・モントリオールで開催される国際民間航空機関(ICAO)総会の招待状が、22日現在も台湾に届いておらず、参加の可否に注目が集まっている。

(楊淑閔、唐佩君/編集:杉野浩司)