【長谷川豊】大阪の「子供を取り巻く環境」は最悪レベル

写真拡大

この調査結果に関して、皆さんも悲しい思いがしたんじゃないかと思います。
9月16日のヤフーニュースでもトップに挙がっていたので、目にした方も多いのではないかと思うんですが、大阪でおよそ6万人を対象に行われた大掛かりな貧困にまつわる調査結果が明らかになりました。

■「夕食なしの日がある子供」1.4% 貧困実態 大阪市長肝いり調査(産経新聞)
(http://bit.ly/2dcRFW6)

大阪市がまとめた「子供の生活」に関する実態調査の結果……「週に1日も夕食を食べられない子供」が大阪ではなんと1.4%もいることが分かったのです。
夕食なんて、毎日食べて当たり前です。
育ち盛りの、しかも成長期の子供が、ろくに満足に食事も食べられていないという驚きの実態。

その原因と思われるのがこちらのデータ。
子供たちに「放課後に誰と過ごしていますか?」という質問に対する答えが……なんと……17.8%の子供たちが、「一人で過ごしている」と回答したのです。学校が終わったら、ずっと一人。そんな子供が大阪では17.8%!

ちなみに、その結果……「家に帰ってから勉強をしていますか?」という質問に対しても「全くしない」と回答した子供が小学5年生で6.8%。中学2年生では信じられないことに、13.6%!!!
13.6%が家で、1秒も勉強しないのです。中2でよ??

もちろんこれは全国的にも最低レベルの数字で、全国平均の数字と比べると、なんと2倍以上という数字です。

ムチャクチャです。

大阪はいい所もたくさんありますが、子供たちを取り巻く環境は、日本の中で最低クラスなのです。
親は子供の勉強を見てあげるべきです。何より、夕食も食べられないって……異常です。こんなデータは、もはや先進国と言える数字ではありません。

私は、けっこう冷たい人間でして、自業自得だったり努力不足だった「大人」が苦しむのは、かなりの部分で自己責任だと考えている人間です。
しかし、そんな冷たい私から見ても、子供は守らなきゃいけないと思う。子供は国で、行政で守らなきゃいけません。先進諸国の、それは最低レベルの義務だと思うんですが、いかがでしょうか?

長谷川豊(Hasegawa Yutaka)