ソフトバンク戦に先発した日本ハム・有原=ヤフオクドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

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● ソフトバンク 2 - 5 日本ハム ○

<25回戦・ヤフオクドーム>

 大一番を制した日本ハムに優勝へのマジックナンバー「6」が点灯。6回2失点と好投した先発・有原が、2カ月ぶりの勝利となる11勝目(9敗)。打っては4番中田の25号2ランなどで計5点を奪った。

 日本ハムは1点を先制された直後の2回、二死満塁の好機を作ると、1番西川が43試合連続出塁となる2点適時打を放ち逆転。6回には7番陽の右前適時打で3点目を奪うと、3-2で迎えた7回は、一死から前日先発登板したばかりの3番大谷が右前打で出塁したあと、中田が右翼席への2ランを放ち5-2とリードを広げた。

 投げては自身6連敗中の有原が力投。初回に3番中村晃に先制の7号ソロを浴びたが、2回以降は走者を出しながらも粘りの投球を見せた。昨季の新人王は、6回を2失点にまとめ10勝目を挙げた7月22日のオリックス戦以来となる11勝目。7回以降は宮西、バース、谷元と繋ぎ、最後を締めた谷元は、3試合連続となる3セーブ目(3勝2敗)を手にした。

 対するソフトバンクは、打線が8安打を放つも2得点止まり。先発の武田は鬼門の6回にまたしても崩れ、6回途中3失点で8敗目(13勝)を喫した、