20日、中国は水道会社、北海油田、原発など英国のインフラに着々と投資を続けている。写真は中国西部のエネルギー会社。

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2016年9月20日、環球時報によると、中国企業が英国の天然ガス供給業務に意欲を見せている。英メディアは「中国は英国を買い占めようとしている」と報じた。

英送電会社ナショナルグリッドは旗下に持つ天然ガス供給業務の株式売却を検討している。9月末にも入札が行われる見通しで、売却額は100億ポンドを超えるとみられる。すでに買収候補には詳細な情報が提供されているが、その中には復星集団やチャイナガスなどからなるコンソーシアムも含まれている。

ナショナル・グリッドは英国の天然ガス配送管の約半分を保有している。この国家的インフラが中国企業のものになりかねないとあって、英国では批判の声が上がり始めた。「中国は英国を買い占めようとしている」との刺激的な見出しを掲げたのは英紙デイリー・メールだ。水道会社、北海油田、原発など中国は英国のインフラに着々と投資を続けている。

英国政府は新たに監視規定を設け、これにより外国資本が参加したとしても国家安全に影響は及ばさないと説明しているが、押し寄せる中国資本の大波に英国人の不安は高まっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)