ノースカロライナ大学エイキン校の生涯学習アカデミーで9月、法輪功のクラスで気功動作を習う受講者(NTDTV)

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 9月7日、新学期を迎えた米サウスカロライナ大学エイキン校(University of South Carolina Aiken)で、法輪大法(法輪功)の修練や中国伝統的な哲学などを学ぶクラスが始まった。法輪大法が1992年に世の中に公開された以来、海外の大学で正式に開講されたのは、今回が初めて。

 担当講師は、同校ビジネススクールの終身教授で、マーケティング学の准教授も務める謝田博士。法輪功を16年修煉している。

 このクラスは4回の授業を通して、中国伝統文化における佛法修煉としての法輪大法の位置づけと意義を明らかにするもの。法輪大法の経典『転法輪』の学習や、法輪功の煉功動作である五式の功法を習得するほか、中国共産党による法輪功学習者への迫害について伝える。

受講後の感想

 受講した同校の第3代校長でトーマス・ホールマン博士・終身栄誉校長は、法輪功を体験したのは今回が初めてだという。「法輪功に対する学習と理解をもっと掘り下げていきたい」と語った。

 講義後、ある白人女性は、謝教授に「過去や未来、そして別の空間の様子も見ることのできる」特別な力があると告白した。これまで誰にも話したことはなかったが、講義で紹介された修練や宇宙、中国の哲学概念である「天人合一」(注)の話を聞き、自身の能力の謎が解け始めたという。

 ヨガを習ったことのあるケリー・モシナさんは取材に対し「このクラスの開講を知った時、私のストレス解消ができるはずだと思いました。さっきの練功で、とてもリラックスしています」と話した。法輪大法で学ぶ数々のことを普段の生活に取り入れ、修練者のように善と忍の心で人と接するように実践するつもりだと述べた。

 今回の授業で、謝教授は、17年続いている法輪功への迫害についても説いた。生きている学習者から同意なしに強制摘出した臓器を使って、国内外の臓器移植希望者へ施術しているという中国移植産業の実態や、世界中の法輪功学習者による反迫害活動についても解説した。

 受講者は、中国の学習者が当局からの迫害に苦しめられていることを知り、心が締め付けられる思いだったと悲痛な表情を浮かべた。

 注)天人合一: 「天人合紱」「天人相應」とも言われ、古代中国から続く哲学概念であり、「天(天道、自然)」と「人」とは、統一した本源、属性、構造と規律を有し、一つながりのものだと考えること。例えば、異常天象は人間社会の乱れに対する警告と罰則と見なす。また、人体は小宇宙と見なし、大宇宙の規則と変化に従い生活すれば健康を保り長生きできるという考え方。

(翻訳編集・島津彰浩)