アイリスオーヤマは、IHジャー炊飯器の製品分野に初めて参入し、米の量と銘柄に合わせて水の量を微調整できる炊飯器「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器 3合」を9月30日に発売する。全国の家電量販店、ホームセンターなどを中心に販売を開始する。

 同社は2009年に家電事業に本格参入し、熟練技術者を中途採用することで開発体制を強化してきた。その後、被災地の農業復興を目的として2013年精米事業に参入した。これら二つの新規事業で蓄積してきたノウハウを基に、昨年11月には炊飯器を第一弾として「米家電事業」に参入した。

 同社が行ったごはんの食味に関する調査(官能食味評価。同社調べ。水量の過不足と食味の関係は銘柄によって多少ずれがある)では、炊飯の際に基準となる水の量に約4.5%を超える(1合の場合は5cc、3合の場合は約20cc以上のずれ)過不足がある場合、おいしさが損なわれることが判明している。さらに、水位線を目安とした目視による水の計量の場合、常に約4.5%以内の範囲内に納められる人は3合、1合でそれぞれ約55%、約20%にとどまる(水位線での水の計量を3回ずつ行い、3回とも許容範囲内に納められた割合。モニター20名で実施。同社調べ)。

 今回発売する「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器」(以下、銘柄量り炊きジャー)は、米と水の重量を計測する「量り炊き」モードにより常に最適な水の量で炊飯できる炊飯器となっている。釜に入れた米の量に対して必要な水量を自動で計算するため、米の計量が正確でない場合や、合数単位以外の場合でも最適な水量で炊飯することができる。また、銘柄ごとの粒の大きさや味わいの違いに応じて、水量と加熱方法を調整する炊き分け機能を搭載しており、銘柄ごとの味の個性をより引き出す炊飯ができる。本体は分離式になっており、上部は「おひつ」として、下部はIH調理器として使用できる。さらに、厚さ3.1mmの釜を銅でコーティングした「極厚銅釜」を採用することで高い熱伝導率と蓄熱性を実現し、釜全体に均等に熱を伝えることで、ふっくらとごはんを炊き上げることができる。

 同社は、今後も幅広い事業の組み合わせとユーザーイン発想の商品開発により、これまでにない製品を開発し、豊かな食文化の創出に貢献していく考え。

[小売価格]2万9800円(税別)
[発売日]9月30日(金)

アイリスオーヤマ=http://www.irisohyama.co.jp/