え。。皮膚ガンの恐れまで!「使用期限切れ」コスメが怖い理由

ファンデーションやリップ、アイシャドウなど、2〜3年以上前のコスメを使っていませんか?あまり気にしていない方が多いですが、コスメにも使用期限はあるんです。使用期限をすぎたコスメをそのまま使い続けていると、ひどい肌トラブルや老け顔の原因になってしまうかもしれません!

開封したコスメを長年使い続けると…!?

コスメは開封して空気にふれた瞬間から、酸化が進んで雑菌も繁殖していきます。「もったいないから」「まだあまり使っていないから」とゆう気持ちはわかりますが、そのまま使用していると、、、

・繁殖した菌が毛穴に入り炎症を起こす(ニキビ、肌かぶれなど)
・油分が酸化し、くすみを引き起こす
・肌が弱くなり色素沈着しやすくなる
・シミ、シワ、たるみがひどくなる

など、様々なトラブルの原因になります。

最悪の場合は失明や皮膚ガンの恐れまであるのです!
ヨーロッパなどではコスメの使用期限が厳しく、1989年から容器に示すことが義務づけられています。

このような絵が描かれている製品は、絵の中や横に書かれている数字が使用期限です。アルファベットのMはMonth(月)なので、12Mであれば開封後12ヶ月が使用期限になります。

日本では、薬事法第61条で「製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年以内に性状及び品質が変化するおそれのある化粧品」には消費期限を記載するよう義務付けられています。

つまり、消費期限が書かれていないコスメについては3年間は安心して使用できることが保証されています。ですが、これは開封前3年間です。
日本では使用期限の記載について、まだそこまで厳しくないため、開封後の期限は書かれていないことも多いのです。

では、書かれていない場合はどうすればいいの?

メーカーによって差はありますが大体の期限を知っておきましょう!

スキンケア類(化粧水、乳液、美容液など)

開封後 約3〜4ヶ月

ベースメイク類(ファンデーション、化粧下地、コンシーラーなど)

開封後 約4〜6ヶ月

カラー類(アイシャドウ、リップ、チークなど)

開封後 1年半〜2年

マスカラ

開封後 2〜3ヶ月

水は微生物の成長を促進させるので、水分を多く含んだ製品は早く悪くなりやすい傾向にあります。特に、スキンケア類やウォーターベースのファンデーションなどは気をつけましょう。今流行りの無防腐剤の製品も防腐剤が入っていないたため、悪くなりやすいです。

マスカラも目に付けたブラシをまた戻すので、雑菌が繁殖しやすく、雑菌のついたマスカラを使用すると、目の充血やかゆみ、結膜炎やものもらいなどの原因にもなってしまうので注意しましょう!

「もったいない」と思っても、より綺麗になる為だと思って思い切って捨てて、開封したものは消費期限を守って、良い品質の状態で使い切るようにしましょう!