20日、アダルトビデオ監督の村西とおる氏が自身のTwitter上で、報道番組「サンデーモーニング」(TBS系)の内容を批判した。

ことの発端は、18日放送の同番組でみられた議論にある。この日の放送では、普天間飛行場の辺野古移設をめぐる、日本政府と沖縄県の争いを取り上げた。翁長雄志沖縄県知事が辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した一件について、福岡高裁那覇支部はこの処分を違法とする国側の訴えを認める判決を下した。

この話題に、大阪国際大学准教授の谷口真由美氏は「国の追認をするだけだったら司法なんて要らないと思うんですね」と、まず司法の判断を批判した。その上で、8月末に高江と辺野古を訪れた際のエピソードを披露する。

辺野古で出会った高齢女性は谷口氏に向かって、「沖縄の基地があるというのは、北朝鮮や中国の脅威に対抗する(ため)と言われるけど、私たちにとっては(2カ国とも)脅威じゃない」「むしろ脅威なのは、日本政府なんだ」と語ったそうだ。谷口氏は、この女性の言い分に賛同した上で、「(基地移設という)この道しかない」という暴力構造をどれだけ認識できているのか、と問いかけていた。

村西氏は、こうした発言を取り上げた「サンデーモーニング」を「偏向報道」だと指摘。さらに、同番組を放送するTBSに対しては、「左のウインカーだけしか点滅しない欠陥自動車のごとき放送局」と、皮肉交じりに口撃している。

そして、最後に「公共の電波なんだから『アカ大好き』報道を、せめてピンクに」と、同局の報道姿勢に注文を付けたのだった。【関連記事】
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