カワムラサイクルは、耐荷重100kgに対応しながら同社史上最軽量を実現した「ふわりす+(ふわりすプラス)」を9月26日から全国の介護ショップ、レンタル事業者などへ発売する。

 同製品は、車載時や段差での持ち上げの際に介助者や家族の負担軽減に加え、移乗時に便利な“アームサポート跳ね上げ”や“脚部のスイングアウト・着脱”などの機構を搭載することで、利用者と介助者の利便性を兼ね備えた車いすとなっている。介助用(後輪サイズが16インチ)と自走用(後輪サイズが22インチ、介助兼用)の2タイプで展開する。

 なお、「ふわりす+」は、10月12日から14日に東京ビッグサイトで開催される「国際福祉機器展H.C.R.2016」に出展。ブースは、「東3ホール 21-04」となる。

 2014年9月に、介護者の負担を軽減する、同社として最軽量(当時)の車いす「ふわりす」を発売した。同機種は、軽量化と高い剛性を両立させた仕様設計が市場に受け入れられ、発売から2年で目標販売台数の140%を達成し、同社を代表する車いすに成長した。車いすは一般的に、利用者が乗り降りしやすい諸機能を搭載すると、本体の重量が増える傾向にある。重量増は、車での移動時に介助者がトランクに詰め込む際の大きな負担となり、標準の車いす(同社製品「KA102」シリーズ、重量およそ14kg)が選ばれることが多くあった。

 しかし、標準の車いすの場合、軽量化を優先することで、乗降時に便利な諸機能が省略される傾向にあり、利用者にとっては乗車や移乗がしにくくなる場合もあるという。これに対し同社では、「ふわりす」をベースに“100kgの耐荷重”に対応、“乗り降りしやすいアームサポート跳ね上げ”や“脚部のスイングアウト・着脱”などの機構を搭載しながら、同社史上最軽量(介助式:9.9kg、自走式:10.9kg)を実現した「ふわりす+」を開発した。利用者と介助者双方の利便性向上を追究し、乗り降りしやすく、軽量・コンパクトで車載が容易な車いすの開発を通して、外出機会の増大にも寄与できることを期待しているという。

[小売価格]14万円(非課税)
[発売日]9月26日(月)

カワムラサイクル=http://www.kawamura-cycle.co.jp/