かゆみやかぶれなど、何かとお悩みが多いデリケートゾーン。普段は見過ごしがちな部位だけに、きちんとケアできていない女性も多いようです。清潔に保つためのケアを怠ると、トラブルが起こりやすくなるので注意が必要。毎日お風呂で洗うことはもちろんですが、今スグできるちょっとしたケアを取り入れるだけで驚くほど快適に過ごすことができます。

デリケートゾーンのお手入れ、していますか？

デリケートゾーンのトラブルが起こるのはどうして？

デリケートゾーンのお悩みで多いのは、ムレやにおい、かゆみ。ひどくなると、かぶれてしまうことも。また、黒ずみが現れる場合もあります。それぞれの主な原因を見てみましょう。

におい

アカや汚れ、汗による雑菌繁殖、洗いすぎ

かゆみ

アカや汚れ、汗による雑菌繁殖、乾燥

かぶれ

アカや汚れ、汗による雑菌繁殖

黒ずみ

アカや汚れ

アカや汚れは、これらのお悩みすべてに共通する要因となってしまう模様。ただし、洗いすぎによって良い菌を流してしまうこともにおいの原因に。ただ洗うだけでなく、やさしく丁寧にケアすることが大切です。

やさしく丁寧に！デリケートゾーンのケア方法
洗う

汚れがたまりやすいため、しっかりと洗います。ゴシゴシこするのではなく、石けんなどを泡立ててからやさしく丁寧に。

（こんなシーンに）自宅で日常的に、いつものリラックスバスタイムに。

拭く

凹凸部分のまわり、谷間を含めてやさしく拭きます。強い摩擦を避けるため、専用アイテムを使うのがベター。

（こんなシーンに）外出時や職場などで、ムレやベタつき、においなど不快感が強いとき。生理中などにおすすめです。

スプレー

いつでもカバンに携帯しておいて、においやムレなどの不快感が気になるときに、シュッとひと吹き。

（こんなシーンに）外出時や職場、デートのときなど、いつでも使えて役立ちます。

ケア用品はどんなものがあるの？
洗う

専用の石けん、またはオイルのケア用品があります。オイルも石けんと同じく、シャワーで洗い流してスッキリ。善玉菌を洗い流さないように設計されているので安心です。

・【AROMEDICA】フェミノール

デリケートゾーンの消臭、洗浄に最適なアロマテラピーをベースにした、ボディー用オイル。

拭く

専用の拭き取りシートは抗炎症や抗菌作用が施されているものも。オーガニックコットンとオーガニック化粧水が使われていてストレスフリーで使えます。

・【Pubicare】デリケートコットンワイプ

オーガニックのふき取りワイプ。

スプレー

においと不快感をケアできる専用スプレー。てのひらサイズだから携帯に便利です。

・【Manon&Giri】オーガニックデリケート　デオスプレー

デリケートゾーン用リフレッシュスプレー。



■賢人のまとめ
放っておくとトラブルが出やすいデリケートゾーンは、日常的にケアしたいところ。シーンによってケア方法を使い分けて、ムレやにおいを防いで快適に過ごしましょう。

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99％のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します！

「99％のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」 http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/

小西さやかオフィシャルブログ：http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」ＨＰ：http://www.cosme-ken.org/