20日深夜放送、テレビ朝日「中居正広のミになる図書館」ではシドニー五輪男子柔道100キロ超級で銀メダルを獲得した篠原信一氏がゲスト出演。自身の“弱音川柳”を披露した。

先のリオデジャネイロ五輪において、男子柔道は金メダル2つ、銀メダル1つ、銅メダル4つの全階級でメダルを獲得するも、篠原氏が監督を務めた4年前のロンドン五輪は、銀メダル2つ、銅メダル2つの計4つに留まっていた。

今回のリオ五輪の快挙が伝えられる際には必ず比較対象として前回五輪の成績が挙げられることから、「過去五輪、何回言うんだ、オレ逆鱗」といった“弱音川柳”を詠んだ篠原氏。「なぜリオとロンドンをわざわざ何回も比較するのか」と切り出したが、中居は「一コ前ですから」と冷たく言い放った。

それでも同氏は「違うんです。今回の代表選手ほとんどジュニア、シニア世代に選手がいた。そういった選手に声を掛けながら自分は強化をしていたわけですよ」と釈明。「ロンドンで私が種を蒔いた。そしてリオで(井上)康生が花を咲かせた」と続けると、スタジオから「えー!」というブーイングにも近い声が――。

これを聞いた篠原氏は「なんだ、お前ら」と声を荒げたが、中居は「見苦しい。“なんだ、お前は?”って皆が(篠原氏に)言いたい」とキッパリ。篠原氏は「井上康生って素晴らしいよね、結局」と苦笑いを浮かべた。